アカノマンマという植物の名前を聞いたことはあるでしょうか。
アカノマンマは、イヌタデというタデ科イヌタデ属の一年草の別名です。
4月から11月にかけて、粒状の赤みがかった小さな花を咲かせます。
その花を、子どもたちが御赤飯に見立てておままごとに使って遊んだことから、アカノマンマという名前で呼ばれるようになりました。
今回は、このアカノマンマの花言葉について詳しく見ていきましょう。
「アカノマンマ」の花言葉
アカノマンマの花言葉には、一見ネガティブな印象を与えるものもありますが、基本的にはポジティブな意味の花言葉ばかりです。
ここでは、そんなアカノマンマの花言葉を4つご紹介します。
「あなたの役に立ちたい」
とても一生懸命で健気な印象の花言葉です。
アカマンマが咲かせる花は小ぶりで儚い雰囲気さえありますが、実際にはとても強い生命力を秘めています。
力強く咲いているアカマンマの花は、道行く人にも元気を分けようとしているかのようです。
「あなたの力になりたい」
最初にご紹介した「あなたの役に立ちたい」と同じような意味合いですが、こちらは頼もしさを感じさせる花言葉です。
元気づけたり励ましたりしたい大切な人に贈ってみてもいいかもしれません。
「初恋」
「初恋」という花言葉は、アカノマンマの花の色のイメージにピッタリです。
色味だけでなく、小さくて可愛らしい、控え目な花の見た目から来ているのかもしれません。
淡い桃のような色の花は、見ていると優しい気持ちにさせてくれます。
「ただれる」
こちらは少し怖い印象を与える花言葉ですが、これは葉を噛むと辛さで舌がただれるということから来ているようです。
しかし、実際にはアカマンマに辛味は無いとされています。
「アカノマンマ」の花言葉の由来
「あなたの役に立ちたい」、「あなたの力になりたい」というアカノマンマの花言葉は、アカノマンマには辛味が無く、料理には使えないと言われていたことに由来しています。
しかし実際には、アカノマンマも天ぷらやおひたしとして食べられるようです。
「アカノマンマ」の豆知識
アカノマンマは、俳句では秋の季語として用いられ、愛らしい花は多くの人々に親しまれてきました。
また、漢方薬としても用いられ、お茶として飲めば胃の健康を保ってくれるとも言われています。
アカノマンマの別名であるイヌタデのイヌは、役に立たないという意味でつけられたものですが、実際にはとても役に立つ植物なのです。
まとめ
今回はアカノマンマの花言葉をご紹介しました。
アカノマンマの花言葉には、その花のイメージ通りのものが付けられています。
特に「あなたの役に立ちたい」という健気なイメージの花言葉が印象的です。
アカノマンマの花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
