「アズマシライトソウ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アズマシライトソウ」の花言葉とは? 花言葉

「アズマシライトソウ」はシュロソウ科シライトソウ属の多年草です。

日本固有種で、埼玉県から東京都にかけて分布し、山地の林下に生育します。

花は糸状の花弁が上に4本、下に2本つき、花期は5月です。

今回は、「アズマシライトソウ」の花言葉について解説します。

「アズマシライトソウ」の花言葉

「ゆっくりとした時間の流れ」「儚さ」です。

比較的良い意味の言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。

「ゆっくりとした時間の流れ」

山の中で「アズマシライトソウ」と出会う時、日常を忘れた静かな時間が流れている事でしょう。

茶花として茶室に飾られる事も意味が合います。

現代人は、時間に追い立てられるように過ごします。

とはいえ、そういった感覚は、人類が農耕を始めて以降、ずっと言われて続けていた事です。

むしろ、電化製品やコンピュータ類の発達で、かつてよりも生き延びるために必要な作業は減っています。

その上で、更なる消費や未来の安心のため、時間を食い潰している、とも言えるでしょう。

時間に追われ過ぎていると思う時、「アズマシライトソウ」を眺める時間を持つのも良いでしょう。

1分1秒も無駄に出来ないと思っていた気持ちは、案外空回りしている事も多いものです。

「儚さ」

「アズマシライトソウ」は、同属の中でも比較的花弁が短くボリューム感に欠けるところから付いた花言葉です。

一方、学名の「チオノグライフィス」「チオ(雪)」「グラフェ(筆)」が元になっており、雪のように白い筆、または残雪を筆にしたものといったイメージになります。

「アズマシライトソウ」が分布する関東地方は、気温が高く雪はそれほど長く残りません。

これも「儚さ」に通じるものと言えるでしょう。

弱さをイメージさせるあまり良くない言葉ですが、ある種の美しさは消える事によって成り立ちます。

例えば、雪が年間を通して残り続けるのであれば、薄汚れてとても綺麗なものと認識はされないでしょう。

儚げで美しい人へ贈るのに向きます。

一方、体調が悪く元気が出ない人へはいけません。

「ゆっくりとした時間の流れ」の方を伝えるなら良いでしょう。

複数の花言葉がある花は、伝えたい言葉だけ選べば問題ありません。

はっきり声にした花言葉は、言霊として心に伝わります。

まとめ

「アズマシライトソウ」はシュロソウ科シライトソウ属の多年草で、埼玉県から東京都の山地に生育します。

花言葉は「ゆっくりとした時間の流れ」「儚さ」です。

時間の流れも気付かせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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