「アスペルラ・オリエンタリス(玉車葉草)」は、アカネ科アスペルラ属の一年草です。
コーカサス地方からアナトリア半島原産で、日当たりがよく水はけの良い場所を好みます。
花は筒状の小花が玉状に集まって咲き、花色は白、薄紫、花期は4月から7月です。
今回は、「アスペルラ・オリエンタリス」の花言葉について解説します。
「アスペルラ・タマクルマバソウ・オリエンタリス」の花言葉
「至福のひと時」「心変わり」です。
良い言葉と意味深な言葉が混じりますが、カードなどで伝えるものを限定すると誤解がありません。
「至福のひと時」
玉状に咲く花が、パッと広がる花火や、晴れやかで解放される心を連想させるところから付いた花言葉です。
花嫁のブーケをイメージしても意味が合います。
至福とは「この上ない幸せ」を意味します。
一番幸せな時はいつでしょうか。
そう問われて、本当の意味ではっきり答えられる人は、ほとんどいないでしょう。
これは当たり前の事で、幸せは達成出来た瞬間、心が慣れてしまい、次の幸せの事を考え始めるからです。
従って、現在深刻な悩みはなく、「こうなれば幸せなのに」と考える希望がたっぷりある人こそ、至福な状態にあると言えるでしょう。
結婚式のディスプレイに向く花です。
ただし、深刻に考えすぎる人は、「今が一番だと、未来は悪くなるだけという事か」と、悪く取る場合があるため、他の花と合わせて意味を広げた方が良いでしょう。
「心変わり」
人間、至福のままで居続ける事は出来ません。
いずれ心も変わって行く、そんなイメージの花言葉です。
恋愛の「心変わり」は寂しい事ですが、気持ちは一本調子ではいられません。
これ以上ないと思った相手に、違和感を覚え始める。
そんな時は、相手に素直にその気持ちを伝える事が一番でしょう。
相手も何かしら感じている可能性があります。
共に協力し、違和感の原因を取り除けたなら、再構築も可能です。
それでも違和感がなくならず、膨らむ一方なら、お互い納得の上で、次の恋へ進められるでしょう。
この花言葉は、誰かに贈るにはあまり向きません。
創作で、恋愛のすれ違いの場面の情景描写などに織り込むには良いでしょう。
まとめ
「アスペルラ・オリエンタリス(玉車葉草)」は、アカネ科アスペルラ属の一年草です。
花言葉は、「至福のひと時」「心変わり」です。
意味深な言葉が混じりますが、カードなどを添えれば、誤解も防げます。
気持ちを具体的に表してくれる事もある、花言葉を是非参考にして下さい。