「アガベ・ベネズエラ」はリュウゼツラン科アガベ属の多肉植物です。
主に観葉植物として栽培される種で、縁が白い葉をロゼット状に広げるという特徴があります。
元気に育ててやると鮮やかなグリーンとシャープな形の葉が相まってキリッとした雰囲気を醸し出し、とてもオシャレだと評判です。
おまけにとても丈夫で育てやすいので、あまり手間をかけられない忙しい方にもおすすめできます。
なお花は日本においては数回程度しか開花したことがないとされるほど珍しいもので、2018年に神奈川県の遠藤氏がこれを開花させた際には多数のメディアでニュースになったほどです。
花の色は黄緑色〜黄色で、高く伸びた花茎に付きます。
「アガベ・ベネズエラ」の花言葉
「アガベ・ベネズエラ」の花言葉は他のアガベ属の仲間同様、「気高い婦人」「繊細」です。
アガベ(リュウゼツラン)の仲間は「センチュリー・プランツ」や「センチュリー・フラワー」と呼ばれ、数十年〜百年に一度しか花を咲かせることはありません。
おまけに花を咲かせた後は本体ごと枯れてしまいます。
そしてそのような珍しい生態や成長がゆっくりである様から、このような花言葉が付いたそうです。
きれいに咲いた花に花言葉を込めて贈るというのはまず不可能でしょうが、ネガティブな花言葉はないので部屋に置く際に悩むことはないでしょう。
「アガベ・ベネズエラ」の豆知識
「アガベ・ベネズエラ」の原産地はベネズエラではなくメキシコです。
残念なことに野生の個体はもうすでに絶滅したと考えられています。
元々暑く乾燥した地域に生えていたものなので、高温や直射日光、水不足には強いです。
一方で寒さにはあまり強くないので、少なくとも5℃以上を保つことができる室内に置いてやるのが良いでしょう。
また日当たりの良い場所をとても好むため、暖かい時期にはお日様の下に出してやるのも良いです。
うまく管理してやると、鮮やかなグリーンの葉を見せてくれます。
まとめ
「アガベ・ベネズエラ」はリュウゼツラン科の多肉植物です。
主に観葉植物として利用されており、葉の美しい様が楽しまれている一方、花は滅多に見られるものではなく、日本においては開花した例は数える程しかありません。
花言葉は「気高い婦人」「繊細」というもの。
ネガティブな花言葉はないので、部屋に置く際に悩まされることはないでしょう。
また花言葉のイメージとは反対に、「アガベ・ベネズエラ」は非常に丈夫で育てやすいです。