「アカバナヒョウタンボク(赤花瓢箪木)」は、スイカズラ科スイカズラ属の落葉樹です。
「アルタイヒョウタンボク」から作られた園芸用の品種です。
ロシア南部から中央アジアにかけて分布し、園芸用として流通しています。
直径1. 5cmほどで、濃桃紫色の花を、2輪ずつ付けます。
花期は5月から6月です。
今回は、「アカバナヒョウタンボク」の花言葉を解説します。
「アカバナヒョウタンボク(赤花瓢箪木)」の花言葉
「忍耐」といいます。
寒冷な地域で冬を越え、その後花咲かせる様子から付いた花言葉です。
心身の忍耐力があり、辛い事にも耐えて仕事などに取り組める友人や同僚へ贈るのに向きます。
バイアスロンや模型作りなど、忍耐と集中が必要な趣味を持つ人にも良いでしょう。
丈夫でどんな扱いをしてもコーティングが剥げないフライパンにも向きます。
自宅に植えて、忍耐を意識すれば、簡単に腹を立てる事もなくなるかも知れません。
この花言葉が向かないのは、客観的に見て充分無理している人です。
耐えられる素養があるのかも知れませんが、いずれは心身を壊します。
無理矢理止める事は出来ないにせよ、荷担する事もありません。
「アカバナヒョウタンボク(赤花瓢箪木)」の豆知識
「アカバナヒョウタンボク」とよく似た名を持つ植物に「ベニバナヒョウタンボク(紅花瓢箪木)」があります。
属は同じスイカズラ属で、「赤」と呼べる花が2つ並ぶのも同じですが、花の形は違い、生息域も異なり、それを反映して別の学名も付いている、別々の植物です。
画像検索すると、名前が混同されている場合がありますが、花弁がはっきり5枚に見えるものが「アカバナヒョウタンボク」で、「スイカズラ」のような形をしているのがベニバナヒョウタンボクです。
名に「ヒョウタン」が付く理由は、果実が2つくっついて熟す様子が、「ヒョウタン」のくびれた果実を連想させるためです。
ヒョウタンのくびれは変異した種を人間が栽培して残した、品種改良によるものですが、「アカバナヒョウタンボク」の果実にそういった作為はありません。
「アカバナヒョウタンボク」の果実は、赤くおいしそうに見えるかも知れませんが、有毒とされています。
まとめ
「アカバナヒョウタンボク」は、多くの花を付け華やかです。
花言葉を知れば、そこに至る花の頑張りにも気づけるでしょう。
花をより好ましく感じられる、花言葉を是非参考にして下さい。