「アオチドリ」はラン科ハクサンチドリ属の多年草です。
ネムロチドリと呼ばれることもあります。
「アオチドリ」の名前の由来は緑色で鳥に似た形の花を咲かせることで、開花期は5〜7月です。
花の大きさは1〜2cmほどで、草丈は20〜50cmほど。
また紫褐色の花を咲かせるタイプのものもあります。
「アオチドリ」の花言葉
「アオチドリ」の花言葉は「真っ直ぐな気持ち」です。
これは真っ直ぐに伸ばした茎に多くの花を付ける様子からきています。
真っ直ぐなあなたの愛を相手に伝えるのに、あるいは仕事などへの真っ直ぐな情熱を表現するのに良いでしょう。
ただし「アオチドリ」は非常に珍しい野の花であり、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、神奈川県などでは絶滅危惧種に指定されています。
また市場で取引されたり、栽培されたりすることは無いようです。
山の深いところに生える花であるうえ、ラン科でもあるため仮に持ち帰って育てようとしても失敗するでしょう。
よって「アオチドリ」はギフト向けではなく、山で真っ直ぐな気持ちをもって花を咲かせているところを愛でる花といえます。
なおあなたの真っ直ぐな気持ちを伝えることができるギフト向けの花としては「情熱」や「熱烈な恋」という花言葉を持つ赤いバラや、「情熱」「信じる心」などの花言葉を持つアイリスなどがあります。
「アオチドリ」の豆知識
「アオチドリ」は日本の北海道、本州、四国、それから朝鮮半島、中国、ロシア、ヨーロッパなどに分布しています。
冷涼でジメジメした環境を好む花で、日本では主に山地で見ることが可能です。
しかし年々個体数を減らし続けているうえ、ラン科であることもあってか盗掘の被害に遭いやすいこともあり実物を生で見る機会はあまりないでしょう。
もしそのような機会があれば、その幸運を大切にしたいものです。
まとめ
「アオチドリ」の花言葉は「真っ直ぐな気持ち」です。
これは花茎が真っ直ぐ上に伸びる様子からきています。
しかし非常に珍しい山の花であるためギフトにするどころか生で見る機会すら希少。
もしも見かけることがあったならそっとしておいてあげましょう。
なお似た花言葉を持ち、同じように使えるギフト向けの花としては「情熱」や「熱烈な恋」という花言葉を持つ赤いバラや、「情熱」「信じる心」などの花言葉を持つアイリスなどがあります。