アオイスミレは、スミレ科スミレ属の多年草です。
3月から5月頃にかけて、小さな花を咲かせます。
色味は、中には白っぽいものや青みが強いものもありますが、基本的には薄紫色です。
丸い葉の形が、フタバアオイに似ていることからこの名前になりました。
今回はアオイスミレの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「アオイスミレ」の花言葉
アオイスミレには沢山の花言葉があり、どれも可憐な見た目の花に相応しいものです。
ここでは、その中でも代表的な花言葉を4つご紹介します。
「小さな幸せ」
早春から咲くアオイスミレを見つけたら、誰しも幸せな気持になるはずです。
香りが強いニオイスミレの近縁種なので、アオイスミレの花にもまた良い香りがあります。
その香りもまた、幸せな気分を呼び起こしてくれることでしょう。
「控え目」
アオイスミレの花は、美しくも控え目な印象を与えます。
決して主張し過ぎない慎ましやかな様子が、一層アオイスミレの美しさを引き立てています。
ヨーロッパでは、スミレはバラやユリに並んで美人や理想の女性を象徴する花です。
「誠実」
ひっそりと咲くアオイスミレは、「誠実」という花言葉も持っています。
外見だけでなく内面まで美しいひとを彷彿とさせることから、この花言葉が生まれたのかもしれません。
「愛」
アオイスミレだけでなく、どの種類のスミレも全般的に愛や恋に関する花言葉は多くあります。
スミレの花に多く見られる紫色は、神秘的なイメージが強いですが、情熱を表す赤と冷静さを表す青が混じり合った色で、セクシャリティや繊細さ、成熟を表す色でもあるのです。
「アオイスミレ」の花言葉の由来
「控え目」や「誠実」など、アオイスミレの花言葉の多くは、下を向いて咲くアオイスミレの優美で奥ゆかしいイメージに由来するものがほとんどです。
日本以外の国でも、慎ましく謙虚な印象からか、「modesty(謙虚)」や「faithfulness(誠実)」といった日本と同じような花言葉になっています。
「アオイスミレ」の豆知識
スミレの種類はとても数が多く、世界中で見ると約500種類といわれ、そのうち日本で見られるものは約60種類にものぼると言われています。
さらに、変種も合わせると150種類ほどにもなりますが、アオイスミレはその中でも春の早い時期に開花する花です。
アオイスミレは、暖かな春の訪れを告げ、見る人の心を和やかにしてくれます。
まとめ
今回はアオイスミレの花言葉をお伝えしました。
アオイスミレの花言葉は、「愛」や「誠実」、「小さな幸せ」など、心を癒やしてくれるようなものばかりです。
アオイスミレの花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。