「枯れない愛」という花言葉の花は、終わらない愛情を確かめ合う、プロポーズや結婚式、結婚記念日などに贈るのに向きます。
個人に限らず、人類愛や一族への愛として、記念碑的に残す事も考えられるでしょう。
丈夫さや世話のし易さなど、渡した後の扱いも気にして選べば、より「枯れない」気持ちが伝わるでしょう。
「枯れない愛」の花言葉を持つ花
「枯れない愛」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「サボテン(覇王樹)」
サボテン科の植物の総称です。
主に多肉質な茎と針のように進化した葉を持ち、乾燥に強い事が特徴です。
広いカテゴリのため様々な品種がありますが、共通する花言葉は西部劇などに登場する背の高い「サワロサボテン」の印象で付けられています。
アメリカの荒野でも枯れる事なく、美しい花を咲かせ、小動物オアシスにもなっている事が「枯れない愛」という花言葉の由来です。
他の花言葉は「燃える心」「優しさ」「偉大」「内気な乙女」「忍耐」「風刺」などがあり、やや雰囲気の異なる花言葉も混ざるため、贈る時ははっきりどの言葉のつもりか伝えましょう。
「クマドウジ(熊童子)」
ベンケイソウ科コレチドン属の常緑の多肉植物です。
花はオレンジ色で、先が5つに分かれた鐘型の花を下向きに咲かせます。
名前の由来になったのは、細かい毛の生えた多肉質の葉です。
葉の端だけ少しギザギザして色づいたところを爪と見ると、ぷくぷく膨らんだ赤ちゃん熊の前肢のようです。
この愛らしさと常緑の性質から「枯れない愛」という花言葉が付きます。
子供が生まれた時、自宅に飾るのも良いでしょう。
「枯れない愛」と似た意味の花言葉を持つ花
「枯れない愛」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「バラのプリザーブドフラワー」
バラを加工保存したもので、文字通り「枯れない」花です。
具体的には生花の水分を特殊な液体と入れ替え、色などを補ったもので、人工物の造花とは別物です。
生花より遥かに長く美しさが保たれるという性質から「永遠の愛」という「枯れない愛」と近い花言葉が付きます。
他の花言葉は「永遠の美」で、ウェディングブーケなどに使うのも良いでしょう。
プロポーズの場面では、「今日渡せなくても明日で良い」と心に逃げ道が出来てしまう欠点があります。
受け取った方も「他の人から突き返された花の使い回しでは」と思う可能性はあります。
尚、同じように保存性の高い「ドライフラワー」の花言葉は、「永久」「感謝」「栄誉」「終わらない友情」で、「愛」を花言葉に持つ花なら、「永久の愛」といった近い意味で贈れるでしょう。
「愛」「真心」「ずっと」「永久」「永遠」と、複数の花言葉を組み合わせて考えれば、選択肢は大きく広がるでしょう。
まとめ
「枯れない愛」という花言葉を持つ花は「サボテン」「クマドウジ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「バラのプリザーブドフラワー」他、多数です。
未来に言及する花言葉なので、後の手入れのし易さなども考えて贈ると、より気持ちが伝わるでしょう。