「紫のアイリス」という花をご存知でしょうか。
「紫のアイリス」は、東アジアやヨーロッパ原産、アヤメ科アヤメ属の多年草です。
今回は「紫のアイリス」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「紫のアイリス」の花言葉
青・白・ピンクなどの花を咲かせる「アイリス」の花言葉は、「希望」「吉報」「信じる心」などがあります。
ここでは、「紫のアイリス」の2つの花言葉をご紹介します。
「雄弁」
紫の花の色が、「雄弁」の由来とされています。
紫は、日本では高貴な色とされていて皇族を表すカラーとしても使用されています。
遠くからでもはっきりとした紫色の花に気が付くほどの、存在感があります。
堂々と咲き誇っている美しい紫色の花が、「雄弁」という言葉によく表されています。
良い意味の花言葉を持っていることと落ち着いた色味の花なので、年上の方への贈り物としてもおすすめです。
「知恵」
古代エジプトでは、アイリスの3枚の花びらが「知恵」を尊重するものとされていたことが、由来とされています。
「紫のアイリス」は、外花被片と内花被片が3〜4枚ずつついているという特徴があります。
なぜ「知恵」の尊重とされていたのかは不明ですが、知的で上品なイメージに相応し花言葉です。
新しい事を始める時のゲン担ぎとして、切り花を飾ってみるのも良いでしょう。
「紫のアイリス」の名前の由来
「アイリス」は、ギリシャ神話の登場人物である「イリス」という女性に由来するとされています。
「イリス」はとても美しい女性であったと言われています。
色とりどりの美しい花を咲かせる、「アイリス」らしい名前の由来です。
「紫のアイリス」の豆知識
様々な色の花を咲かせる「アイリス」ですが、「紫のアイリス」が他の色に比べて花の香りが強いと言われています。
高貴な色に相応しい上品な香りを漂わせています。
その昔、ギリシャでは「紫のアイリス」の根や茎から香りを抽出して楽しんでいたと言われています。
現在では、「紫のアイリス」の香りをイメージした香水も販売されています。
どこかで「紫のアイリス」に出会った時は、上品な香りも楽しまれてみてください。
まとめ
4月〜7月頃に花を咲かせる、「紫のアイリス」についての解説でした。
知的な花言葉を持つ植物なので、尊敬している方への贈り物にもおすすめです。