「白いクリスマスローズ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「白いクリスマスローズ」の花言葉とは? 花言葉

「クリスマスローズ」はキンポウゲ科クリスマスローズ(ヘレボルス)属の花のうち、「ヘレボルス・ニゲル」という品種を指す言葉ですが、日本市場では「ヘレボルス・オリエンタリス(レンテンローズとも呼ばれる)」なども含まれます。

また「ユキオコシ(雪起こし)」「カンシャクヤク(寒芍薬)」と呼ばれることもあるようです。

かつては主に薬草として用いられていた花で、見た目も今ほどには良くなかったようですが、今では品種改良により様々な花色や咲き方のものが出てきました。

とはいえ「白いクリスマスローズ」は最もメジャーな花色のひとつであり続けており、入手が難しいということはまずないでしょう。

なお、他の花色としてはピンク、アプリコット、黄色、緑、紫、灰色、黒などがあります。

また名前にクリスマスとありますが、主な開花期は1〜3月です。

「白いクリスマスローズ」の花言葉

「クリスマスローズ」の主な花言葉は「いたわり」「私の不安を和らげて」「慰め」などです。

これらはその薬効からきているといわれています。

葉や根茎に含まれるヘレブリンという成分は何も考えずに摂取すると下痢、腹痛、嘔吐、けいれん、めまいなどを引き起こしてしまいますが、一方で強心剤や下剤などの原料として利用できるのです。

また他の花言葉として「私を忘れないで」「追憶」というものもあります。

花言葉から考えるなら、例えばトラブルでストレスが溜まっていたり、手術や試験などを前にして不安になっていたりする方に贈るのには良いでしょう。

また日本では花びらに見える萼(がく)が落ちないことから受験のゲン担ぎに使われることもあるそうです。

加えてヨーロッパでは悪魔祓いの効果があるとされており、魔除けのために玄関の周りに植えられることがあります。

ちなみに「白いクリスマスローズ」の花言葉は「慰め」ですが、これを含め色別の花言葉はあまりメジャーなものではありません。

しかし相手を労わる必要があるシーンなどにはぴったりでしょう。

「白いクリスマスローズ」の豆知識

「クリスマスローズ」の主な原産地はヨーロッパや西アジアです。

寒さに強く、暑さに弱いという性質があります。

大きく有茎種と無茎種の2種類に分けられ、前者は根茎はあまり発達しないが茎が長く伸びる、後者は茎は伸びないが根茎が丈夫に育つのが特徴です。

また変異しやすく、種から増やしても花色や花の形などがあまり安定しないという特徴もあります。

よって気に入った形や色の花を見つけたなら、多少高くとも買った方が後悔は少ないでしょう。

また切り花にする場合は「湯あげ」という作業をすると長く楽しめます。

これは切れ味の良いハサミで作った切り口を湯に晒すというもので、バラやヒマワリ、マーガレットなどにも向いています。

まとめ

「クリスマスローズ」はキンポウゲ科の花です。

厳密には「ヘレボルス・ニゲル」という品種のみを指す言葉ですが、日本市場では他の仲間も同じ名前で流通しています。

様々な花色や咲き方のものがあるのが特徴ですが、名前に反しクリスマスの時期には咲きません。

また薬草としての側面もあり、それが花言葉にも影響を与えています。

なお「クリスマスローズ」全般の花言葉は「いたわり」「私の不安を和らげて」「慰め」「私を忘れないで」「追憶」などで、「白いクリスマスローズ」の花言葉は「慰め」ですがこれを含め色別の花言葉はマイナーです。

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