「インカルビレア」は、ノウゼンカズラ科ハナゴマ属の総称です。
中国原産で、代表品種に「インカルビレア・デラバイ(ドラベイ)」「ハナゴマ(インカルビレア・シネンシス)」があります。
花は白から赤で、漏斗型、花期は4月から6月です。
今回は、「インカルビレア」の花言葉について解説します。
「インカルビレア」の花言葉
「燃えるような恋」「運命的な出会い」といいます。
いずれも良い意味の言葉で、恋の告白やプロポーズに向きます。
逆にそういった気持ちがない相手には、誤解されるだけなので避けましょう。
「燃えるような恋」
濃いピンクの花が咲き乱れるイメージから付いた花言葉です。
恋する気持ちは何歳になっても心浮き立つものです。
具体的な相手のない、芸能人や創作のキャラクタでも構いません。
心が浮き立つという実際の現象は起きているのです。
無感動でいるよりも、刺激になり日々が明るくなるものです。
この花言葉は、恋の告白や、恋人への愛情表現に向きます。
意中の芸能人や動画配信者へのファンレターに、画像で添えるのも良いでしょう。
「運命的な出会い」
「インカルビレア・デラバイ」の「デラバイ」とは、「ピエール・ジャン・マリー・デラベイ」から取られた名です。
彼は19世紀のフランスの宣教師で、中国を探検した植物学者でもありました。
彼は仲間の宣教師の勧めで、1882年から中国で標本収集作業に取り組み、1895年に没するまでに20万種もの標本を収集、そのうち1500以上が新種でした。
彼と植物の出会いという意味の花言葉です。
一方「燃えるような恋」になる相手は、運命的な相手しかいないという意味でも合います。
恋の告白に向きますが、胡散臭く思われるので、押し切る勢いを出せない時はやめましょう。
プロポーズには良い花言葉です。
「インカルビレア」の豆知識
「インカルビレア・デラバイ」と「ハナゴマ」は、大まかな形は重複しますが、雰囲気の違う花です。
デラバイ種はピンクの花は色が濃く、花の直径6cm程で、花茎に10個ほど付き、全体的にパワフルです。
ハナゴマは直径3cmほどで、数もまばらです。
開花時期は、デラバイ種が1ヶ月ほど早く咲き始めます。
まとめ
「インカルビレア」は可愛らしい花です。
花言葉を知れば、込められた思いにも触れられるでしょう。
花を一層鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。