爽やかな花色で夏の朝を彩ってくれる「アサガオ(朝顔)」は夏休みに観察日記を付けていた方も多いのではないでしょうか。
中国原産のヒルガオ科サツマイモ属の一年草で、日本には奈良時代に薬草として伝わってきました。
江戸時代に変化アサガオのブームが起こり、一般的な漏斗型のもの以外にもさまざまな形の品種が作られました。
そのなかでも穢れない輝きを持つ「白いアサガオ(朝顔)」は夏の朝日に映えて美しいものです。
今回はそんな「白いアサガオ(朝顔)」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「白いアサガオ(朝顔)」の花言葉「あふれる喜び」
「白いアサガオ」の花言葉ひとつめは「あふれる喜び」です。
「アサガオ」の花の咲く時間は早朝の4時頃から8時頃。
一日の始まりを寿ぐようなその姿からこの花言葉が付けられました。
なぜこの時間に花が咲くのかというと、「アサガオ」のつぼみは暗くなってからおよそ9時間後に開花する性質を持っているため。
もし「白いアサガオ」をもっと遅い時間に見たいなら、夕方以降も光を当てて暗くなる時刻を調整してみましょう。
目の覚めるような純白が花開く瞬間に立ち会えるかもしれません。
「白いアサガオ(朝顔)」の花言葉「固い絆」
「白いアサガオ」には「固い絆」という花言葉も付いています。
これは「アサガオ」の蔓が支柱にしっかり巻き付いて伸びていくところから付けられました。
穢れない白が混じりけの無い絆を表すのにふさわしいとされたのでしょう。
もしこのしっかり絡む「アサガオ」の蔓が伸びすぎて支柱が足りなくなるようでしたら、剪定してしまって大丈夫です。
適切に摘心すれば花の数も増えますので、伸びすぎだなと感じたら剪定にぜひチャレンジして見て下さい。
「白いアサガオ(朝顔)」の花言葉「私はあなたに絡みつく」
「白いアサガオ」には「私はあなたに絡みつく」というユニークなものもあります。
これも「アサガオ」の蔓がしっかり絡みつくところから。
「白いアサガオ」を見かけたら、この不思議な花言葉を思い出してくださいね。
まとめ
「アサガオ」は小学校の教材に選ばれるほど育てやすい花のひとつです。
もし「種を蒔いたけれどなかなか芽が出なかった」という方は、種にちょっとだけ傷をつけてから植えて見て下さい。
朝顔の種の皮はとても固く、発芽を阻んでしまうことがあるのです。
このひと手間で発芽率がアップしますので、ぜひ今年の夏は「白いアサガオ」を植えてその清らかな花を楽しんでください。