「シナモンマートル」は、フトモモ科バクハイシア属の常緑樹です。
オーストラリア原産で、渓谷や石の多い丘陵地などに自生が見られます。
花は白からクリーム色の花弁4枚で、淡黄緑の5枚の花弁に見える萼片が長く残ります。
花期は、5月から6月です。
今回は、「シナモンマートル」の花言葉について解説します。
「シナモンマートル」の花言葉
「清浄」「星のさざめき」「後はお任せ」といいます。
比較的良い意味の言葉が揃い、イメージが合う相手への贈り物に向きます。
「清浄」
「シナモンマートル」は、スパイスのシナモン原料であるニッケイ属ではありませんが、樹皮にシナモンのような香りがあります。
香りによって周囲を清めるという意味で付いた花言葉です。
人と接する時、清潔感は重要な要素です。
どんな他の長所があっても、清潔感がなければ受け容れられません。
一方、清潔感は絶対的な指標ではなく、文化的、主観的な部分で大きく左右されます。
清潔にする事は必要ですが、度が過ぎれば逆効果になる事は理解しましょう。
特に、日本人は「穢れ思想」により、実体がない汚れを気にしている場合があります。
清浄な気分でいられるよう、自宅へ飾るのに向く花言葉です。
「星のさざめき」
「シナモンマートル」の白い花は、萼片のお陰で星形に見えます。
更に、密生する雄しべは、星の瞬きのようです。
そんな星が株いっぱいに付き、ガヤガヤ話しているように見える事から付いた花言葉です。
最近、星を見上げたのはいつでしょうか。
星は毎夜空に現れます。
ですが、日々の忙しさに追われると、視線は上には向かず、じっくり見る機会はなくなっていきます。
大事な人へ「シナモンマートル」を贈り、暫し星空と花を見比べるのも良いでしょう。
「後はお任せ」
「シナモンマートル」の白い花が早々に散ってしまい、星型に見える萼片が長く残る事から付いた花言葉です。
前の手順を手伝わせる事は誰でも出来ますが、後を任せられるのは本当に信頼出来る人だけです。
これは、作業1つでも、転属でも、退職でも変わりません。
信頼出来る後任がいれば、仕事のノウハウは蓄積され、やがて洗練されていくのです。
これが途切れてしまうと、個人の能力次第になり、組織としての強みはなくなってしまいます。
何かしら人に任せる時、ちょっとした贈り物と共に添えるのに向く花言葉です。
まとめ
「シナモンマートル」は可愛らしい花を咲かせます。
花言葉を知れば、よりメルヘンチックな気分に浸れるでしょう。
花を一層鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。