「イワレンゲ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イワレンゲ」の花言葉とは? 花言葉

イワレンゲは日本原産の珍しい多年草です。

岩場、瓦屋根、崖地など通常の植物が生育するには厳しい環境で、蓮の花に似た多肉質の葉を広げることからこの名が付きました。

また仏教的な世界観を連想させるその葉の形から、ホトケノツメと呼ばれることもあります。

現在では絶滅危惧種や天然記念物(茨城県ひたちなか市指定)とされるほど数を減らしているうえ、ひとたび花を咲かせると枯れてしまう一稔性植物であるということもあり、野生の花は非常に貴重。

もしも生で見ることができたなら、あなたはとても幸運な人間だと言えるでしょう。

逆さにしたワサビを思わせる形の花茎に無数の小さな花を付けるのが特徴で、カラーバリエーションには白や淡い緑などがあります。

「イワレンゲ」の花言葉

その珍しさに反し、イワレンゲには様々な花言葉があります。

最もよく見られるのが「良き家庭を築く」「豊かな才能」「勤勉」など。

他には「家事に勤勉」「快活」といったものもあります。

家庭円満や勤勉さに関する言葉は、厳しい環境にもよく耐えるイワレンゲの我慢強い様をイメージさせます。

また「豊かな才能」「快活」は逆境にも負けず、明るい色の花を咲かせる様から来ているのでしょう。

長きに渡って積み重ねてきた努力が実った時、あるいは実るよう祈る時などにはぴったりと言えます。

「イワレンゲ」の豆知識

イワレンゲにこんなにも多くの花言葉があるのは、昔は今よりもずっと野生の個体数が多かったということもありますが、それ以上に古くから観葉植物として親しまれてきたということが大きいでしょう。

高温多湿な日本産なのにサボテンに似た管理が必要である少し難しいものではありますが、整った形をしているということもあり葉だけでも十分に映えます。

また開花期は9~11月。

1から育てた場合、その花を拝むのに数年の努力が必要となりますが、その努力が実った時にはものすごい達成感が得られることでしょう。

加えてその花はあなたの勤勉さの生きた証とも言えます。

ちなみに余談ですが、イワレンゲはまれにツメレンゲと混同されることがあります。

どちらも同じベンケイソウ科イワレンゲ属で、古くから栽培されてきたという点も同様。

ただし、ツメレンゲはイワレンゲと比較すると葉が尖っており、赤みを帯びることもあります。

また、どちらも中国などでは漢方薬の原料として扱われることがあるのだとか。

まとめ

イワレンゲは勤勉さや家庭円満、逆境への強さを思わせる花です。

栽培の難易度は低くなく、花を楽しめる期間も短いですが、もしイワレンゲを自力で咲かせることができたなら、あなたの勤勉さは折り紙付きと言えるでしょう。

また野生の個体をもし見かけることができたら、あなたはラッキーだと言えます。

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