「13本のバラ(薔薇)」は、13本にまとめた切り花のバラの事です。
バラは、バラ科バラ属の総称で、鑑賞用として非常に多くの種類が作られ、現在では4万種以上があるとも言われています。
花は一重咲き、八重咲きから、百重咲きと呼ばれる密なものもあり、花色は赤から白、白から紫、白から黄色、黄色から赤、それに青まで、様々です。
古くから愛されるバラには、本数によっても細かく花言葉が付いています。
今回は、「13本のバラ(薔薇)」の花言葉について解説します。
「13本のバラ(薔薇)」の花言葉
「永遠の友情」といいます。
大変良い意味の花言葉で、友人へ贈るのに向きます。
一方、それより一歩進んだ関係になりたいと思う恋の告白に贈ってしまうと、「ずっとお友達のまま」という意味になってしまうので向きません。
尚、それに直前で気付いて1本減らすと「結婚して下さい」という花言葉になります。
告白を飛ばしてプロポーズは急ぎすぎで、断られる可能性が跳ね上がってしまいます。
まず少し落ち着きましょう。
12本のバラが「ダズンローズ」と呼ばれ、結婚の申し込みに使われる本数であるところから、「結婚より高尚なもの」という意味で付いた花言葉です。
友情は一度結ばれれば酷い裏切りでもない限り、続いていくものです。
結婚は「死が2人を分かつまで」と誓いますが、先立った友人の思いを引き継ぎ、偉業を成し遂げたり、生き方の指針にする例は枚挙に暇がありません。
「永遠の友情」と言うまでもなく、友情は基本的に永遠のものであると言えます。
友人へ贈り、友情を伝えるのに向きます。
今は友人ではない人に、友人になりたいという意味で贈るのも良いでしょう。
一方、損得で関わる相手には、絶対贈ってはいけません。
今までの本当の友人に対しても、損得で接するようになってしまいます。
言葉は強いものです。
「13本のバラ(薔薇)」の豆知識
13という数字は、特に欧米で「縁起の悪い数字(忌み数)」と考えられています。
由来として考えられるものは幾つかありますが、最も直接的なのはキリスト教です。
キリストを裏切ったとされる「イスカリオテのユダ」が、最後の晩餐で13番目の席に座ったのです。
一方、東洋文化においては「13」は特に悪い数ではなく、中国の一部地域では「実生」と音が通じ「縁起の良い数字(吉数)」としたり、日本発祥で釈尊を守る「13仏」というように使われています。
まとめ
「13本のバラ(薔薇)」は、手頃なサイズの花束になります。
花言葉を知れば、より気持ちのこもった贈り物に出来るでしょう。
言葉にし難い気持ちも伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。