イワショウブという花をご存知でしょうか。
イワショウブは、チシマゼキショウ科のイワイチョウ属の多年草です。
白い花びらの先に、小さな赤い実のようなものが付いているのが特徴です。
今回はイワショウブの花言葉や名前の由来を、詳しく見ていきましょう。
「イワショウブ」の花言葉
「イワショウブ」の花言葉を見ていきましょう。
「感謝」
イワショウブは、夏に白い花が咲き、秋には真っ赤な果実な生ります。
季節ごとに楽しませてくれる事への観る者の「感謝の気持ち」と、変化をしながも長く生息できることへのイワショウブの「感謝の気持ち」が現れているような花言葉です。
イワショウブの花は、湿原や山中に咲いていることが多いですが、丈夫で育てやすいため自宅で楽しむこともできます。
感謝の気持ちを伝えたい時の、プレゼントとしてもおすすめです。
「誠実」
イワショウブの花は、真っ白な色をしています。
小さな白い花がいくつもまとまって咲いているので、花同士がお互いを思いあい寄り添っているような「誠実さ」を感じます。
ピンと直立して咲いている、イワショウブらしい花言葉です。
「イワショウブ」の名前の由来
イワショウブを漢字で書くと「岩菖蒲」となります。
イワショウブの葉の形が、「ショウブ(菖蒲)」に似ている事が名前の由来です。
しっかりと強そうな、長さのある葉が生えています。
名前に「イワ」とついているので、岩に咲いていたから名付けられた可能性がありますが、定かではありません。
「イワショウブ」の豆知識
白い小さな花がまとまって咲くイワショウブですが、何個くらいの花が集まっていると思いますか?おおよそですが、10数個の花が集まって咲いています。
ひとつひとつの花は小さいですが、10数個がまとまると遠くにいても気が付くくらいの存在感になります。
花の数はそれぞれ差があるので、花のボリューム感を比べてみることもイワショウブの楽しみ方のひとつです。
まとめ
イワショウブは、多年草ということもあり丈夫で長く楽しむことができる花です。
夏には可愛らしい小さな花がたくさん顔を出し、秋にはその季節らしい落ち着きのある鮮やかな果実が生ります。
季節の変化を知らせてくれると共に、「今年もイワショウブを観る事ができて良かった」という、感謝の気持ちを思い出させてくれるような植物です。