「イヌツゲ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イヌツゲ」の花言葉とは? 花言葉

イヌツゲはモチノキ科モチノキ属し、通常3m程に成長しますが、稀に15mに達する場合もある小高木です。

日本では北海道~九州まで分布し、韓国の済州島に見られます。

刈り込みに強く、常緑で冬でも葉を落とさないため、生け垣などに利用されます。

ここでは、イヌツゲについて見ていきましょう。

「イヌツゲ」の花言葉

「魅惑」「堅固」があります。

イメージがあまり統一的ではありませんが、悪い意味ではないので、贈り物などにも良いでしょう。

自分の家に植えて、目標にするのにも向く花言葉です。

「魅惑」

庭木として刈り込み、様々な姿で人を楽しませてくれる事からついた花言葉です。

樹皮からトリモチが取れるため、「離れられない魅力」というような意味合いもありそうですが、関係はありません。

魅力ある相手に贈るのに向く花言葉です。

自己評価が低い人や、関係性が薄い相手、職場など雰囲気が根本的に合わない場所などでは避けた方が良いでしょう。

「堅固」

こちらはツゲと重複する花言葉で、硬い木材としての性質からついたものです。

ですが、ツゲが古来、箱や将棋の駒や算盤の玉・印鑑、更には細かい細工が必要な櫛にまで利用されたのと比べ、イヌツゲは品質が劣りそこまでの用途には向きません。

ざっくり割り切って花言葉だけに着目した場合、意志の強い努力家の知人などに向くでしょう。

自分の目標として植えるのも良さそうです。

ホンツゲまで頑張れそうにないから少し段階を下げてイヌツゲ、というのもアリでしょう。

高すぎる目標は成長が実感しにくく、努力が続かないものです。

「イヌツゲ」の豆知識

ツゲに劣るように言われてしまいがちなイヌツゲですが、イヌツゲならではの利用方法も存在します。

モチノキ科の特徴として、トリモチが取れる事が1つ目です。

モチノキから取れたホンモチに対して、イヌツゲのトリモチはアオモチと呼ばれます。

もう1つの用途は、福岡県筑前海のコウイカ漁に使えるというもの。

イヌツゲの枝葉を結びつけたカゴを海に沈めると、コウイカが卵を産み付けるために向こうから入ってくるのです。

後はカゴを引き上げてコウイカを取り、産み付けられた卵を海に返せば、生態系への影響少なく漁が出来るのです。

まとめ

生け垣などで移動中にも見かける事があるイヌツゲですが、花言葉を知れば家の人の思わぬ想いに気づくかも知れません。

町の景色を新鮮にしてくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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