「シンビジウム」はラン科シュンラン(シンビジウム)属の多年草です。
「シンビジューム」と表記されることもあります。
一般的に栽培が難しいと言われる洋ランの一種ですが、「シンビジウム」は洋ランらしからぬ丈夫さを持つため比較的育てやすいです。
サイズは30〜80cmほどで、開花期は12〜4月、花の色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、緑、茶色、複色など。
観賞用としてもギフト用としても人気で、市場では様々な品種のものを見ることができます。
また「白いシンビジウム」は一般的に見られる花色のものなので、特に入手しにくいということはないでしょう。
「白いシンビジウム」の花言葉
「シンビジウム」の花言葉は「飾らない心」「素朴」「誠実な愛情」などです。
「シンビジウム」の花に比較的落ち着いた、優しい色合いのものが多いことからこのような花言葉が付いたと言われています。
また「白いシンビジウム」の花言葉は「深窓の麗人」です。
これは箱入り娘を意味する言葉で、その花が持つ高貴な雰囲気からこのような花言葉が付いたという説があります。
ギフトに込める花言葉としては「飾らない心」や「誠実な愛情」が使いやすいでしょう。
まっすぐにあなたを愛していますよ、ありのままのあなたが好きですなどといったメッセージを送るのに使えます。
また「深窓の麗人」はギフトに込める花言葉としては少し難しいものですが、大切に育てられている美しい花を表すものとしてはぴったり。
お部屋に飾ればエレガントな雰囲気を漂わせてくれるでしょう。
「白いシンビジウム」の豆知識
「シンビジウム」の原種には冷涼な山地に自生しているものが多いので、耐寒性は弱くない一方、日本の高温多湿な夏には弱いです。
ゆえに春〜夏は風通しが良く涼しい場所で、秋〜冬は暖かな室内で管理すると良いでしょう。
日当たりは好みますが、夏の強い直射日光は避けるようにします。
また水も多く必要とするので、水切れにも気を付けてください。
加えてアブラムシやナメクジ、黒斑病などにやられやすいので、防除はしっかりと早めに行うのが良いです。
一般的な花と比較すると考えるべきことは多いですし手間もかかりますが、洋ランの中では初心者に優しく、洋ラン栽培入門にも良い花と言えます。
まとめ
「シンビジウム」は洋ランの一種です。
洋ランにしては育てやすいうえ、カラーバリエーションが豊富、入手性が良いなどの強みもあり観賞用としてもギフト用としても人気。
また白は一般的に見られる花色のひとつなので、「白いシンビジウム」は特に入手しにくいということはありません。
「シンビジウム」の花言葉は「飾らない心」「素朴」「誠実な愛情」などで、「白いシンビジウム」の花言葉は「深窓の麗人」。
「深窓の麗人」はギフトに込めるには少し難しい花言葉ですが、大切に育てられている美しい花を象徴するのにはぴったりであると言えます。
