「ピンクのアンスリウム」はサトイモ科アンスリウム属(ベニウチワ属)のピンク色品種です。
熱帯アメリカ原産で、数百の種類が存在します。
花はサトイモ科の特徴があり、黄色い小花が集まった花穂が直立し、ピンクの花弁のような仏炎苞がそれを受け止めるようにつき、全体として1つの花に見えます。
花期は5月から10月です。
今回は、「ピンクのアンスリウム」の花言葉について解説します。
「ピンクのアンスリウム」の花言葉
「印象深い」「煩悩」「恋にもだえる心」「飾らない美しさ」といいます。
いずれも見た目の印象から付いた花言葉で、悪い言葉はありませんが、やや意味がバラバラなので、贈る時は意図を明らかにしましょう。
「印象深い」
アンスリウムに共通する花言葉です。
特徴的な花の形から付きました。
特に目立った特徴がないのに、印象深い人というのはいるものです。
記憶は写真のようなものではなく、エピソードや他の記憶と結び付けて記録されていくものです。
案外、奥深く辿ると、思わぬ記憶と結び付いている事があります。
何故か心に残る印象深い人へ贈り、再会してみるのも良いでしょう。
「煩悩」
仏炎苞は仏像の後ろに付いている飾りの事です。
仏像のそれは後光の表現ですが、カラフルなアンスリウムの仏炎苞となると、まだまだ煩悩まみれ、そんなイメージから付いた花言葉です。
煩悩は努力の原動力ですが、努力を挫折させる誘惑にもなります。
結局のところ、良い物、悪い物ではなく、良い量と悪い量があるだけなのです。
誰かに贈るにはあまり良くない言葉ですが、恋人に対してはちょっとした刺激的なメッセージになるでしょう。
「恋にもだえる心」
原色が多いチカチカと賑やかなアンスリウムのイメージから付いた花言葉です。
葉の緑とのコントラストも極端です。
恋は悶々として悩みの種になりますが、なくしてしまうと、物足りなくなるものです。
恋に悩む友人に贈り、応援するのに向きます。
「飾らない美しさ」
これが「ピンクのアンスリウム」の花言葉です。
ピンクでも派手さはありますが、真っ赤なアンスリウムよりは控えめという事です。
飾り気無く美しい人は、美しいと思える時点で、結構飾っているものです。
ですが、それを指摘しても、上手く仕上がっていないと言っているようで、喜ばれません。
あなたの方も、飾らない気持ちで素直に褒めている、そう伝わるような工夫が必要です。
まとめ
「ピンクのアンスリウム」は艶やかな葉と相まって、眩しく美しいものです。
花言葉を知れば、その何とも不思議な形にも興味が向くでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。