「キチジョウソウ」という花をご存知でしょうか。
「キチジョウソウ」は、日本や中国が原産の、キジカクシ科キチジョウソウ属の多年草です。
秋に薄いピンクや紫の花を咲かせ、そのあとには鮮やかな赤い実をつけます。
今回は、そんな「キチジョウソウ」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「キチジョウソウ」の花言葉
愛らしい淡いピンクや紫の花が、深まる秋を感じさせてくれる「キチジョウソウ」。
漢字で書くと「吉祥草」になりますが、その名の通り縁起の良い花言葉ばかりつけられています。
「祝福」
「キチジョウソウ」の花は、見ているだけで癒やされるような優しい色合いです。
そこに咲いているだけで、周囲の人々の心を明るくしてくれます。
嬉しいことがあったときには、「キチジョウソウ」もきっと祝ってくれるに違いありません。
「喜び」
小さな花が咲くとき、そこには必ず喜びがあります。
その喜びは周囲にも伝染し、どんどん広がっていくことでしょう。
暖かい幸せを、可愛らしい花とともにお裾分けするのも素敵です。
「吉事」
良いことの後には悪いことがある、とは限りません。
良いことばかりが続く時期だって、きっとあるはずです。
おめでたいことや縁起が良いことがあったら、思いっきり幸せを噛み締めましょう。
「祝意」
お祝いの気持ちは、素直にストレートに伝えたいものです。
ポジティブな花言葉ばかりつけられている「キチジョウソウ」は、ガーデニングが好きな人へのプレゼントにピッタリです。
「キチジョウソウ」の花言葉の由来
中国では、「キチジョウソウ」は幸せの象徴であり、「キチジョウソウ」の花が咲くと良いことが起きるという言い伝えがあります。
菩提樹の下で釈迦が悟りを開いたと言われていますが、その菩提樹の周囲には「キチジョウソウ」も咲き広がっていたそうです。
これらの伝承が、「キチジョウソウ」の花言葉の由来となっています。
「キチジョウソウ」の豆知識
「キチジョウソウ」は、別名「観音草」や「吉祥蘭」とも呼ばれています。
中国では、咳止めや止血として使われる薬草です。
赤い実に毒はありませんが、人間の食用には向きません。
鳥やその他の動物達が食べることで、広範囲に繁殖します。
まとめ
今回は「キチジョウソウ」の花言葉をご紹介しました。
「キチジョウソウ」につけられている花言葉が気になったときには、是非こちらの記事をチェックしてみてください。