「ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)」は、キツネノマゴ科ルイラソウ属の常緑樹です。
「ルエリア」の名前で扱われる花の1種です。
メキシコ以南原産で、繁殖力が強く日本でも野生化しています。
花は青から紫色、漏斗型で、花期は7月から8月です。
今回は、「ヤナギバルイラソウ」の花言葉について解説します。
「ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)」の花言葉
「正直」「勇気と力」「愛らしさ」「魅惑」といいます。
美しい花と頑丈な性質という二面性を表した花言葉になっており、どこかのヒーローに付きそうな言葉です。
誰に贈るにも向く言葉ですが、自己評価の低い人には、意味が重く感じられるでしょう。
「正直」
「ヤナギバルイラソウ」の名前は、葉が細長く「ヤナギ」の葉を連想させる事から付いたものです。
また、茎がしばしば直立して育つ様子からも意味が合います。
正直さは時として「馬鹿正直」などと言われ、蔑まれる事のある言葉です。
けれど、大嘘つきと馬鹿正直な人を並べて、大嘘つきと付き合う人はいません。
結局、正直が必須な事は間違いありませんが、それ以外の要素がないのでは不十分という事です。
当たり前過ぎて、褒めて贈るのも居心地の悪い言葉ですが、子供の教育などに、贈り教えるのは良いでしょう。
「勇気と力」
異国の地でも立派に頑張っている部分が「勇気」、繁殖力があり根も強く容易に引き抜けないところを「力」とした花言葉です。
勇気は恐れを知りつつも挑戦する気概ですが、力がなければその挑戦の幅はずっと狭まってしまいます。
逆に力があっても臆病では、必要な時に役立ちません。
力と勇気は乗算の関係にあって、どちらが欠けても宝の持ち腐れになるのです。
思い切って起業し、その実力で成功させた友人などへ贈るのに向きます。
ダメージにも怯まず、相手を打ち倒せる格闘家にも良いでしょう。
一方、口ばかり勇ましい人には合いません。
「愛らしさ」
横を向いた紫の花は、人間に語りかけるようで可愛らしいものです。
それをそのまま表した花言葉です。
愛らしい人というのは、見た目の可愛らしさ以上に、心根の素直さがあり、好意を引き寄せます。
花言葉と意味が合うという理屈よりも前に、あなたの方からつい贈ってしまいたくなる、そんな人へのプレゼントに、特に向いています。
「魅惑」
力強く勇気があり、正直で愛らしさもある、そんな人には、魅惑されて当たり前です。
他の花言葉の結論といった花言葉です。
魅惑的で目が離せないような人へ贈るのに向きます。
まとめ
野生化した「ヤナギバルイラソウ」は、雑草としか見られない知れません。
花言葉を知れば、その愛らしい花にも気づけるでしょう。
草色の風景に、見ているようで見えていなかった花の色を足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。