「バンダ(ヒスイラン)」は、ラン科「バンダ」属(ヒスイラン属)の多年生の着生植物です。
インドから東南アジアと中国南部に分布し、国内では尖閣諸島に1種自生します。
葉の付け根から花茎を伸ばし、連なった花をつけます。
花弁には網目模様が付き、花色は白から紫、黄色、複色です。
花期は不定期です。
今回は、「バンダ」の花言葉について解説します。
「バンダ(ヒスイラン)」の花言葉
「身軽」「個性的」「ユニーク」「エレガント」などがあります。
いずれも良い意味の花言葉で、贈り物に向きます。
「身軽」
着生植物の性質から、樹木などに付いて伸びる様子を、木登りする人に喩えた花言葉です。
身体能力に優れ、身軽な人へ贈るのに向きます。
比喩的なニュアンスで、仕事に関するフットワークが軽く、1つの考えに固執もしない人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、どっしりして、1つの事に集中する人です。
「個性的」
「バンダ」が樹上から気根を伸ばし、土を必要としない様子や、花の網目模様など、他の植物にあまり見られない個性がある事から付いた花言葉です。
自分のスタイルがはっきりした人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、目立った個性がない人です。
ただ、誰にでも個性はあり、それをどう見せるかは、相手との関係性によるところが多いため、あなたが個性的と感じたなら、贈って問題ありません。
「ユニーク」
元は「唯一」を意味する言葉で、「バンダ」の特徴が他の植物にはまず見られない事から付いた花言葉です。
その人以外にはないという、独自性のある強い個性を持つ人へ贈るのに向きます。
一方、人の真似で特徴を作ろうとする人には向きません。
「エレガント」
「バンダ」の花は網目模様が細やかで美しく、気品すら漂わせているという意味で付いた花言葉です。
同じ由来で「上品な美しさ」という花言葉も付いています。
振る舞いがエレガントな人へ贈るのに向きます。
この花言葉を贈るのに合わないのは、上品さに抵抗感がある人です。
「バンダ(ヒスイラン)」の豆知識
「バンダ」は別名を「ヒスイラン(翡翠蘭)」といいます。
これは翡翠を想わせる青紫の花色からイメージされた名です。
一方、「バンダ」の方は、サンスクリット語の「バンダ」カ(まとわりつく)」が由来になっています。
まとめ
「バンダ」は不思議な生え方をする植物です。
花言葉を知れば、より興味を深め、網目模様の美しさにも触れられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。