「ヒソップ(ヤナギハッカ)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヒソップ(ヤナギハッカ)」の花言葉とは? 花言葉

「ヒソップ(ヤナギハッカ)」は、シソ科ヤナギハッカ属の半樹木です。

南ヨーロッパから中央アジア原産で、日本には明治時代に伝来しましたが、普及したのは後年です。

花は青紫色の唇型で、連なって咲き、花期は5月から6月です。

今回は、「ヒソップ」の花言葉について解説します。

「ヒソップ(ヤナギハッカ)」の花言葉

「清潔」「浄化」「犠牲」「聖性」といいます。

比較的良い意味ですが、悪い意味になる言葉も含まれるため、誰かに贈る時は、誤解されても訂正が出来る親しい相手にしましょう。

「清潔」

「ヒソップ」が昔からハーブとして知られ、西洋では室内の芳香剤に利用された事から付いた花言葉です。

香りで汚れをごまかしているというと、不潔なようですが、中世ヨーロッパの医学では古代ローマ時代の「瘴気説」が引き続き使われており、病気は悪い空気がもたらすと考えていました。

当時の人にとって良い香りは、瘴気を祓って清潔になった証拠だったのです。

綺麗好きな人へ贈るのに向く花言葉です。

「浄化」

こちらも良い香りで空気を浄化出来ると考えられた事から付いた花言葉です。

他に、ハーブとして食べると、口の中の病気を治し、体内の寄生虫も浄化するとの説もありました。

単純な綺麗好きに限らず、気分をリフレッシュしたいと思う人に贈るのも良いでしょう。

この花言葉を贈るのに合わないのは、実際に体調を崩して気分が落ち込んでいる人です。

先に医療の処置を受けましょう。

「犠牲」

犠牲という言い方はかなり悪い響きですが、ニュアンスとしては「神に捧げられる聖なるもの」です。

これは、「ヒソップ」がキリスト教の、清めのための植物と同一視された事から付いた花言葉です。

人の為に自分の利益を省みず行動出来る人へ贈るのに向きます。

この花言葉を贈るのに向かないのは、利己的で人を踏み台にするような人です。

価値観は過去の積み重ねなので、改めさせる事も容易ではありません。

「聖性」

こちらも「ヒソップ」が聖なるハーブとして扱われた事から付いた花言葉です。

教会や修道院など、キリスト教に関わる人へ贈るのに向きます。

逆に他の宗教の熱心な信者の場合は、合いません。

まとめ

「ヒソップ」は香りが良く花も美しい植物です。

花言葉を知れば、より厳かな気持ちで向き合えるでしょう。

植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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