「ユーパトリウム」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ユーパトリウム」の花言葉とは? 花言葉

「ユーパトリウム」は現在ユーパトリウム属(ヒヨドリバナ属)とされている、あるいはかつてユーパトリウム属とされていたいくつかの園芸種を指す言葉です。

このうち最も一般的なものはコノクリニウム・コエレスティヌム種でしょう。

これはキク科コノクリニウム属の多年草で、かつてはユーパトリウム属に分類されていました。

青い花や紫色の花を咲かせることが多く、またアメリカ南東部〜メキシコが原産地であるため「アオバナフジバカマ」「セイヨウフジバカマ」と呼ばれることもあります。

花はアザミの花に似た、ふわふわした形のもので大きさは0. 7〜1cm程度。

しかし複数の花が集まって花序(かじょ)という大きな塊になるので、見ごたえは他の花に劣りません。

開花期は7〜10月です。

「ユーパトリウム」の花言葉

「ユーパトリウム」の花言葉は「思いやり」「ためらい」です。

これらは開花期に花が少しずつ長く咲く様からきていると言われています。

その様子が一気に花を咲かせることをためらっている、あるいは花が咲く順番を譲り合っていることをイメージさせたのでしょう。

また「ユーパトリウム・チョコレート」という品種には「あの日を忘れない」「あの日を思い出す」という花言葉が与えられています。

これは白い花とチョコレート色の茎が織りなすコントラストが美しい品種で、「ドウバフジバカマ」「シソバフジバカマ」とも呼ばれるものです。

花言葉を込めた贈り物にするなら、どちらかと言えばこちらの方が使いやすいでしょうか。

ちなみにこちらはキク科アゲラティナ属です。

「ユーパトリウム」の豆知識

「ユーパトリウム」には別名が多いです。

例えば「ヨウシュフジバカマ」「コノクリニウム」「宿根アゲラタム」「ミストフラワー」など。

おまけに「ユーパトリウム・フォーチュナイ・ピンクフロスト」「ユーパトリウム・マクラツム・レッドドワーフ」「ユーパトリウム・マクラツム・ゲートウェイ」など種類も多いです。

よって目的の色や形のものを購入したいなら、学名を確認した方が良いでしょう。

ちなみにこんなにもややこしい状況になっているのは、研究が進みユーパトリウム属の分類が大幅に見直されたためです。

しかし「ユーパトリウム」と呼ばれるものの多くは暑さにも寒さにも強く、丈夫でとても育てやすいうえ増やしやすいという特徴があります。

環境によっては放任しても花を付け、地下茎で増えるくらいです。

また冬になると地上部を枯らし、春になると再び芽吹くという特徴もあります。

まとめ

「ユーパトリウム」は現在ユーパトリウム属とされている、またはユーパトリウム属とされていたいくつかの園芸種のグループを指す言葉で、特定の種を指すものではありません。

しかし一般的にはコノクリニウム・コエレスティヌム種を指すもので、これはキク科コノクリニウム属の多年草です。

青や紫、白のふわふわした花を咲かせるという特徴があり、開花期は7〜10月。

花言葉は「思いやり」「ためらい」です。

また「ユーパトリウム・チョコレート」と呼ばれる種には「あの日を忘れない」「あの日を思い出す」という花言葉が付けられています。

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