「ユキノシタ(雪の下)」は、「ユキノシタ」科「ユキノシタ」属の多年草です。
海外では中国、国内では本州、四国、九州に分布し、半日陰の岩場や渓沿い、石垣など、湿った場所に生育します。
花は白く5枚の花弁を持ち、下2枚が極端に長く、上3枚に濃紅色の斑点があります。
花期は5月から7月です。
今回は、「ユキノシタ」の花言葉について解説します。
「ユキノシタ(雪の下)」の花言葉
「博愛」「深い愛情」「恋心」「好感」などがあります。
いずれも良い意味で、恋愛のイメージが強いため、恋愛感情を抱く相手への贈り物に向きます。
「博愛」
「博愛」は、「博(ひろ)く愛する」という意味で、人類全てを愛するイメージです。
民間薬として人間を癒やしてくれたり、山菜として利用出来る性質などから付いた花言葉です。
分け隔て無く、誰にも愛情深い人へ贈るのに向きます。
社会奉仕などの趣味がある人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、特定の個人や小集団に対する愛情が深い人です。
悪い事ではないのですが、博愛ではありません。
「深い愛情」
こちらも薬効から付いた花言葉です。
昔、「ユキノシタ」を井戸の周りなどに植え、薬や冬のビタミン源にし、家族の健康を守ろうとした事から付いたものです。
同じ由来で「切実な愛情」という花言葉もあります。
プロポーズに添えて贈るのに向きます。
配偶者や子供への愛情表現にも良いでしょう。
愛情を育む一家団欒の中心として、コタツの商品イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、特に愛情を感じていない、会社関係などの人です。
距離感を間違えた関わりは、相手を不安にさせるだけです。
「恋心」
「ユキノシタ」の名前は、雪に覆われても緑の葉が枯れる事がない性質から付いたものです。
これを、どんな逆境にも冷める事がない恋心に喩えた花言葉です。
2枚の目立つ花弁を、恋人同士に喩えても意味が合います。
の恋の告白や、恋人への愛情表現に向く花言葉です。
「好感」
「博愛」から「恋心」まで、様々な好感を示す言葉をまとめた花言葉です。
何かしら好ましく感じている、友人や同僚、親しい人などへ贈るのに向きます。
ファンレターに添えても良いでしょう。
まとめ
「ユキノシタ」は美しさと強さを兼ね備えた花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。