「ホンコンシュスラン」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ホンコンシュスラン」の花言葉とは? 花言葉

葉の模様が特徴的な「ホンコンシュスラン」(香港繻子蘭)は、ラン科シュスラン亜科ルディシア属の多年草です。

中国並びに東南アジア原産の園芸植物です。

2月から3月が花期で、花茎に穂状に付いた多数の白い花を咲かせます。

今回は、「ホンコンシュスラン」の花言葉について解説します。

「ホンコンシュスラン」の花言葉

「日々平安」といいます。

繻子とは布の織り方を意味する言葉で、他の織り方と比べて縦横の糸が交わる点が目立たず、表面を滑らかに見せる事が出来ます。

この滑らかな様子を、何事もない平穏な日々に見立てたのでしょう。

調子を崩す事もなく、安定して仕事を進めていく同僚や部下に贈るのに向いた花言葉です。

無事に家族として過ごせる日々への深い感謝を込め、結婚記念日に配偶者に贈るのも良いでしょう。

毎日の食卓に上がる卓上調味料入れのデザインにも向きます。

何という事もない日に、「ホンコンシュスラン」を買ってみるのも良いでしょう。

この花言葉が向いていないのは、大きな不幸などで平安が崩れている最中の人です。

また、平安に過ごせていると思っても、お礼の言葉を添えずに配偶者に贈るのも良くありません。

何事も起こらない為の日々の努力を無視していると受け取られ、今後の平安に陰りが出てしまいます。

「ホンコンシュスラン」の豆知識

「ホンコンシュスラン」の名前の由来については、まず「シュス」は葉裏が赤紫の美しい繻子布のようである事によります。

別名をビロードランとも呼びますが、こちらも滑らかな手触りの布であるビロードが由来になっています。

ビロードはポルトガル語で、英語でいうベルベットを指します。

「ホンコン」の方は、中国の重要な貿易港のある「香港特別行政区」の通称です。

香港は1997年に中国に返還されましたが、それ以前は150年に渡りイギリスの植民地となっていました。

ヨーロッパと東洋を繋ぐ重要な拠点であり、ここを通って持ち込まれた舶来品は、原産が何処であっても「ホンコン」の名で呼ばれる場合があるのです。

また、香港を経由したという事実がないものでも、何となく舶来風であったり、中国的文化を思わせるものに付きがちな名前です。

まとめ

「ホンコンシュスラン」は、花も葉も楽しめる植物です。

花言葉を知っていれば、ほのぼのとした気持ちで眺める事が出来るでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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