刺激の強い爽快感溢れる香りや、高い抗菌作用や抗炎症作用で知られる「ユーカリ」。
オーストラリアやニュージーランドが原産で、コアラが主食にしているイメージが強いという方もいるかもしれません。
その葉ばかりが注目されがちですが、実はユニークな形の花も咲かせます。
その色も、ピンクや白、オレンジなど色とりどりです。
今回は、そんな「ユーカリ」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「ユーカリ」の花言葉
フトモモ科ユーカリ属の「ユーカリ」は、品種にもよりますが2月から5月、あるいは9月から10月ごろにかけて花を咲かせます。
多彩な色の花を咲かせる「ユーカリ」ですが、色別に違う花言葉がつけられているわけではありません。
ここからは、「ユーカリ」の花言葉を4つご紹介します。
「永遠の幸せ」
誰もが願う「永遠の幸せ」という花言葉がつけられた「ユーカリ」は、結婚式などのおめでたいシーンにも使われます。
「ユーカリ」を贈られたら、きっとこの先の未来に明るい希望が持てるような気持になるはずです。
「再生」
「ユーカリ」は、山火事で葉が焼け落ちた後に新たなつぼみを発芽させます。
そのたくましさや生命力の強さには、まさに「再生」という花言葉がピッタリです。
「追憶」
昔からオーストラリアの自然の中を生き延びてきた「ユーカリ」は、きっとさまざまな歴史を見守って来たに違いありません。
また、「ユーカリ」を見ることで懐かしい記憶を思い出す人もいることでしょう。
「慰め」
「ユーカリ」の香りにはリフレッシュ効果もあり、アロマオイルとしても親しまれています。
多くの人がユーカリの葉の香りや、花の見た目に癒やされてきたに違いありません。
「ユーカリ」の花言葉の由来
「再生」は、「ユーカリ」の葉が山火事によって焼けた後に新しいつぼみが芽吹くことに由来してつけられています。
また、「追憶」は「ユーカリ」が大昔からオーストラリアの自然と共に生きてきたことに由来し、「慰め」は高いヒーリング効果にちなんでつけられた花言葉です。
「ユーカリ」の豆知識
オーストラリアでは山火事が多いと言われていますが、「ユーカリ」が放出するテルペンという引火性の物質が、その原因のひとつであるとされています。
気温が高いほどテルペンの量は増えるので、主に夏に山火事も頻発するのです。
しかし、「ユーカリ」の種は火に強く、燃え尽きてしまうことはありません。
植物が燃えたあとの栄養が豊富な土地から、新たな「ユーカリ」がすくすくと育ちます。
まとめ
今回は「ユーカリ」の花言葉を4つご紹介しました。
ポジティブな意味の花言葉ばかりを持つ「ユーカリ」は、大切な人へのプレゼントなどにもおすすめです。
「ユーカリ」の花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。