「マタタビ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「マタタビ」の花言葉とは? 花言葉

猫を酔わせる事で有名な「マタタビ」は、「マタタビ」「マタタビ」属の蔓性の落葉樹です。

海外では中国、朝鮮半島、国内では北海道から九州にかけて分布し、山地の湿り気のある場所に生育します。

花は直径2cmほどで、俯いた白い花を咲かせます。

花期は6月から7月です。

今回は、「マタタビ」の花言葉について解説します。

「マタタビ」の花言葉

「夢見る心地」「晴れやかな魅力」といいます。

良い意味の言葉で、贈り物にも嬉しい事のお祝いにも向きます。

「夢見る心地」

猫に「マタタビ」を与えた時の、酔ったような行動を、人間がアルコール類を飲んだ酩酊感に喩えた花言葉です。

一緒にいると胸が高まり夢見心地になるような相手への告白に添えるのに向きます。

勿論、恋人になった後、愛情表現として贈っても意味が合います。

観る人を陶然とさせる音楽会のシンボルにも良いでしょう。

全身を解すマッサージチェアの商品イメージにも使えます。

「晴れやかな魅力」

「マタタビ」の名前は「又旅」つまり、再び旅が出来るようになる事が由来です。

昔、徒歩で移動する旅人が、疲れ切った時に「マタタビ」の果実を食べて元気になり、また歩けるようになった、というものです。

元気を取り戻し、再出発する晴れやかな気分を表す花言葉です。

一方、白く爽やかな花からもイメージ出来ます。

考え方がポジティブで魅力的な友人や恋人へ贈るのに向く花言葉です。

爽やかなイメージのある芸能人へのファンレターに添えても意味が合います。

太陽で干したような仕上がりの布団乾燥機の商品イメージにも良いでしょう。

自宅に植えて、花を眺めれば目線を上げて1日を過ごせるでしょう。

この花言葉が合わないのは、しっとりした魅力を持つ人です。

どちらも長所ですが、両立は難しいものです。

「マタタビ」の豆知識

「マタタビ」が猫科の動物を酔わせるメカニズムは、長らく不明でしたが、2021年に発表された論文で、「ペネタラクトール」という成分がキーになっているという説が提唱されました。

ペネタラクトールには、様々な病気を媒介する蚊を寄せ付けない効果があります。

同時に、その匂いを嗅いだ猫が幸せを感じている事も分かりました。

これらから、ペネタラクトールを好み身体に擦り付けようとする猫科の祖先が偶然生まれ、そうでない個体より蚊に刺されるリスクが減って生き残りやすくなり、結果として「マタタビ」好きの猫科生物が多数派になっていったという流れです。

酔って床に寝転がるような仕草も、床に落ちた微細な「マタタビ」の粉末に身体を擦り付ける動作と考えられています。

まとめ

「マタタビ」はペット用に加工された商品として接する機会の方が多いかも知れません。

花言葉を知れば、植物としての姿にも興味が湧き、意外な場所に植えられた「マタタビ」に気付く事もあるでしょう。

風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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