「ベニバナトチノキ」は、トチノキ科トチノキ属の落葉樹です。
「セイヨウトチノキ(マロニエ)」と「アカバナアメリカトチノキ」の交配種で、日本へは大正時代に渡来しました。
花は直径2cm程で、全体はピンク色、淡紅または朱色が混じり、雄しべと雌しべがはみ出ます。
花期は5月から6月です。
今回は、「ベニバナトチノキ」の花言葉について解説します。
「ベニバナトチノキ」の花言葉
「博愛」「贅沢」「天分」「天才」といいます。
「トチノキ」の花言葉と、「セイヨウトチノキ」の花言葉が合わさったものです。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「博愛」
トチノキが多くの果実をつけ、どの動物にも食べ物を行き渡らせてくれるところから付いた花言葉です。
愛情深く、世界の人々の為という視点で働く友人へ贈るのに向きます。
国や立場に関係無く人を助ける医療従事者にも合うでしょう。
この花言葉が合わないのは、たった独りを愛するタイプの人です。
どちらが優れているという事もありませんが、意味は違います。
「贅沢」
こちらも多くの果実のイメージから付いた花言葉です。
経済的に成功し、贅沢な暮らしぶりの友人へ贈るのに向きます。
稼ぎは人並みでも、趣味に使う金には糸目を付けない人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、あなたが経済的に養っている相手です。
ある程度、喧嘩になる覚悟や、喧嘩すべき理由がある場合は仕方ありません。
「天分」
マロニエと共通する花言葉で、「天からもたらされた果実」というイメージから付いた花言葉です。
マロニエの果実は渋く食用が難しいですが、「マロン(栗)」の語源でありイメージが混ざっています。
農作物よりも、人が手をかける事の少ない木の実は一層、天から与えられたイメージが強いものです。
何かしら優れた才能を持ち活躍している友人へ贈るのに向きます。
そこまで才能はなくても、自分にぴったりの仕事に就いた人にも意味が合います。
この花言葉が合わないのは、自分の努力で成功に辿り着いた人です。
努力は主観が大きいため、自覚がない場合は、「天分」で構いません。
「天才」
こちらも天から与えられたというイメージの花言葉です。
生まれつき上達が早く、実績を上げている人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、あなたが天才という言葉を理解しきれていない場合です。
自分の子供なら、とりあえず使っても良いでしょう。
呼ぶうちに板に付いてくる事もあります。
まとめ
「ベニバナトチノキ」は華やかで美しい花です。
花言葉を知れば、飾った人の想いにも触れられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。