アナナスという花を聞いたことがあるでしょうか。
アナナス、もしくはグズマニアと呼ばれるこの植物は熱帯アメリカ原産でパイナップル科グズマニア属、とても南国らしい華やかさと存在感を放ちますが、花のように見える部分は正式には「苞」という葉っぱの一部。
今回はそんなアナナスの花言葉について詳しく見ていきましょう。
「アナナス」の名前の由来
アナナス、またはグズマニアとはとても変わった名前ですね。
この名前の由来はスペインの自然科学者であるアナスタシオ・グズマン(Anastasio Guzman)から採られています。
またアナナスは本来パイナップル科の植物を指す言葉ですが、ピンと茂った葉がパイナップルによく似ていることからこの名を与えられました。
「アナナス」の花言葉
「アナナス」の花言葉について見ていきましょう。
「情熱」
そんなアナナスの花言葉は、南国の雰囲気にぴったりな「情熱」です。
赤や黄、オレンジ、ピンクと鮮やかな原色の花はまさに「情熱」そのもの。
エネルギッシュで理想に燃えている人に、応援を込めてアナナスの花を贈ってみてはいかがでしょう。
「理想の夫婦」
アナナスの花言葉には「理想の夫婦」というものもあります。
こちらはアナナスが長い花期を終えるとき、その株のまわりに子株を作るところから、仲のよい夫婦になぞらえて付けられました。
色合いも明るく目を引くため、金婚式や銀婚式のお祝いにふさわしい花といえるでしょう。
「健康で幸せ」
アナナスにはまた「健康で幸せ」という花言葉も与えられています。
数か月に渡って鮮やかな花色を楽しませてくれる、その長命さと丈夫さにあやかれるようこの花言葉が付きました。
いつまでも健康で幸せに生きてほしい方に贈るのにぴったりです。
ただし、基本的に鉢植えとなりますので入院のお見舞いのときには注意しましょう。
「アナナス」の花言葉
「蓄える」
アナナスの珍しい花言葉に「蓄える」があります。
これは水やりの際、葉と葉の間などに水を溜め、そこから水分を吸収する性質からきています。
大きな買い物を決心したとき、憧れの国への旅行を計画したときなど、派手な花色とは裏腹の堅実さを持つアナナスを貯蓄の相棒にしてはいかがでしょうか。
まとめ
アナナスが開花期は5月から10月ころまでですが、花のように見える「苞」は非常に丈夫で、3ヶ月から5ヵ月ほどの長期にわたり色あせることなく目を楽しませてくれます。
また子株が出たら株分けで増やすことができますので、ずっと元気でいて欲しい大切な人へ、アナナスの花を贈ってみてはいかがでしょうか。