「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」は、ナデシコ科センノウ属の多年草です。
日本固有種で、本州、四国、九州に分布し、山地の林内や林縁に生育します。
朱赤色の花弁5枚の花を分かれた枝先につけ、花期は7月から10月です。
今回は、「フシグロセンノウ」の花言葉について解説します。
「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」の花言葉
「恋のときめき」「機転」「機智」「転職」などがあります。
方向性が違う言葉が混じるため、贈る時は意味を明らかにしましょう。
「恋のときめき」
薄暗い木々の下でひときわ目立つ花は、冷えていた心を動かす恋のイメージとよく合います。
恋心を伝える告白に向く花言葉です。
恋している友人にも良いでしょう。
芸能人や二次元作品などの熱烈なファンにも向きます。
この花言葉が合わないのは、失恋直後の人です。
慰めるつもりでも、タイミングがあります。
相談相手になってそこから関係を発展させたい気持ちがあるにせよ、いきなりでは逆効果です。
「機転」
節黒の由来は、節が黒褐色な事です。
節とは「節目」とも言うように、何かを区切り新しく始める事を意味します。
ここから、古い考えに囚われず、新たな考えを思いつくというこの花言葉が付きました。
同じ由来で「ウィット」という花言葉もあります。
仕事にせよ遊びにせよ、予想外に良い結果に導く、機転が利く友人や同僚へ贈るのに向く花言葉です。
有り触れたものに、面白味を見出す人にも向きます。
この花言葉が向かないのは、予想外でもネガティブに発想する人です。
あくまで明るいイメージの言葉です。
「機智」
こちらも節のイメージで付いた花言葉です。
機智に富み、する事がいちいち気が利いている友人や恋人へ贈るのに向きます。
どんなフリにも応えてくれる漫才の相方にも合います。
この花言葉が合わないのは、反応は素早いけれど手が出る人です。
あくまで頭の動きの方を指す言葉です。
「転職」
卒業や就職、結婚など人生の節目は色々ありますが、転職も当然節目です。
大きくばっさり変わる切れ目より、仕事自体は継続している事から節目のイメージと良く合います。
そのまま転職して上手くやっている元同僚の友人へ贈るのに向く花言葉です。
今の仕事が辛そうで、新しい職場の提案がある時にも良いでしょう。
仕事が辛くもうやっていけないと思った時、「フシグロセンノウ」を見に行き、気持ちを整理するのも良いでしょう。
その暇も気力も持てないなら、既に転職が向いています。
この花言葉を贈るのに向かないのは、他人の言う事に流される人です。
どんなに転職が上手くいったとしても、仕事を勧めた責任者と認識され、仕事の些細な愚痴を延々聞かされるでしょう。
まとめ
「フシグロセンノウ」は、はっと目を惹く美しさのある花です。
花言葉を知れば、その特徴的な茎にも気づけるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。