アキノタムラソウという花をご存知でしょうか。
シソ科アキギリ属の花で、季節に関わらず何年も生存する多年生植物です。
今回はアキノタムラソウの花言葉や名前の由来について、詳しく見ていきましょう。
「アキノタムラソウ」の花言葉
アキノタムラソウの花言葉は主に2つあります。
どちらも誰かに言われたら嬉しくなってしまうような言葉ですので、さっそくご紹介します。
「自然のままのあなたが好き」
小さな淡い紫色の花が連なって咲く可愛らしい姿ですが、野原や道端に咲き続ける強い生命力を持っています。
茎が伸びて80cmくらいの高さまで成長することもあるくらいです。
どんな変化があろうとそのままの姿を好いてもらえる、アキノタムラソウらしい花言葉です。
「善良」
善良を意味する「素直・穏やか」という言葉に、自然の中でのびのびと育つアキノタムラソウの姿が重なって見えます。
緑がたくさんある場所では淡い紫色の花がとてもよく目立ちます。
その優しい色を見るとほっと心が落ち着くような、そんな穏やかな雰囲気を持っているアキノタムラソウにぴったりの花言葉です。
「アキノタムラソウ」の名前の由来
アキノタムラソウの正確な名前の由来は明らかになっていません。
小さな花が連なって咲くその姿が、古くに言われていた集合した「軍隊(タムラ)」のように見えることから「タムラ」という名が付けられ、秋に咲いているから「アキノ」という名が付けられたという言われもありますが、定かではありません。
名前に関しては少し謎の残る植物です。
「アキノタムラソウ」の豆知識
アキノタムラソウの花の色は「淡い紫色」が一般的ですが、「白色の花」も存在することをご存知でしょうか。
その名も「シロバナアキノタムラソウ」です。
アキノタムラソウ同様、開花は7月~11月頃のため、運が良ければ2色並んで咲いている様子を見ることができるかもしれません。
自然が多いところにお出掛けする際は、シロバナアキノタムラソウもぜひ探してみてください。
まとめ
小さい薄紫色の花がとても可憐なアキノタムラソウですが、大自然の中で何年も生きることができる逞しい植物でもあります。
まるで誇りを持って咲いているようなその姿は、見る者にも自信と勇気を与えてくれます。
山道などで見かけた時は、素敵な花言葉を思い出してみてください。