「ビオラ」はスミレ科スミレ属の仲間、あるいはパンジーの小さいものを指す言葉です。
パンジーと共に園芸分野で人気のある種で、豊富なカラーバリエーションを持つ、開花期が長い、初心者でも簡単に育てられるほど丈夫などの特徴があります。
ただしパンジーとの区別は非常にあいまいです。
花の大きさが5cm以上のものをパンジーとしそれ以下のものを「ビオラ」とする、花の大きさが4～10cmのものをパンジーとし、それ以下のものを「ビオラ」とするなど区別のためのルールが複数あって統一されていないうえ、パンジーと「ビオラ」を複雑に交配したものなど厳密な区別が難しいものもあるので、ざっくり花が大きければパンジー、小さめなら「ビオラ」と考えておく程度で良いでしょう。
ちなみに「ビオラ」の開花期は10～6月で、花のカラーバリエーションは白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、青、紫、茶色、黒、複色など。
「ピンクのビオラ」は特に珍しいものというわけではないので、園芸店やホームセンターなどで簡単に入手することができるでしょう。
「ピンクのビオラ」の花言葉
「ピンクのビオラ」の花言葉は「私を想って」「少女の恋」「信頼」「信用」などです。
女の子が好きな相手を振り向かせるための花としてはぴったりであると言えるでしょう。
一口に「ピンクのビオラ」と言ってもさくら色に近いものからマゼンタや紫に近いものまで様々なので、相手の好みや場面に合わせたものを選べるというのも良い点です。
ちなみに「ビオラ」が持つ花言葉は「忠実」「誠実」「信頼」「物思い」「少女の恋」「私を想って」など。
このうち「少女の恋」「私を想って」は、下向きに咲きがちな花が恋に思い悩み、うつむく少女をイメージさせることから付いたとされています。
またこのことから、「ビオラ」は告白の際にもよく使われるようです。
「ピンクのビオラ」の豆知識
「ビオラ」はエディブルフラワー(食用の花)としても人気のある花です。
花としてはクセはかなり少なめで、香りや味も優しいことから、様々な料理に合わせることができます。
おまけに栄養も豊富で、特に各種ビタミンや食物繊維、ポリフェノールなどを豊富に含むことが注目されているようです。
また、パンジーと共に染め物に使われることがあります。
まとめ
「ビオラ」はスミレ科の園芸植物で、パンジーの小さなものをいいます。
パンジーとの区別は非常にあいまいですが、おおむね4～5cm以下のものが「ビオラ」と呼ばれることが多いです。
花の形はパンジーによく似たもので、カラーバリエーションもあちら同様非常に豊富。
また「ピンクのビオラ」の花言葉は「私を想って」「少女の恋」「信頼」「信用」などです。
