アカバナユウゲショウという花の名前を聞いたことはあるでしょうか。
アカバナユウゲショウは、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、5月から9月ごろまでピンク色の花を咲かせます。
北アメリカ原産のアカバナユウゲショウは、明治時代に日本に園芸用として持ち込まれました。
この花は夕方から咲くことからアカバナユウゲショウという名前がつけられたと言われていますが、実際には昼間から花を咲かせます。
今回はこのアカバナユウゲショウの花言葉について詳しく見ていきましょう。
「アカバナユウゲショウ」の花言葉
アカバナユウゲショウには、見た目の美しさや特徴からつけられた花言葉がたくさんあり、中にはユニークな花言葉も見られます。
ここでは、その中から4つの花言葉をご紹介しましょう。
「臆病」
アカバナユウゲショウは、日が沈む夕方ごろになるとしぼんでしまう一日花です。
暗い夜を恐れてしぼんでしまうと思われたことから、「臆病」という意味の花言葉がつけられました。
儚げな雰囲気を持つ花の姿によく似合う花言葉と言えます。
「移り気」
いかにも、アカバナユウゲショウが気まぐれな性格の持ち主であるかのような「移り気」という花言葉です。
この花言葉もまた、アカバナユウゲショウが夕方にはしぼんでしまうことからつけられたと考えられています。
「お洒落」
アカバナユウゲショウの花は、濃いピンク色ですが、花弁には紅色の筋が入り、中心部は白くなっています。
小さめで控え目ながら、可愛らしく、お洒落な見た目の花です。
「浴後の美人」
こちらは少し面白い花言葉になります。
確かに、見方によっては、この花言葉のようにお風呂上がりの美人のようです。
美しい花を女性に例えるのは、全世界共通なのかもしれません。
「アカバナユウゲショウ」の花言葉の由来
アカバナユウゲショウは、名前とは反対に昼に咲いて夕方にはしぼんでしまう、儚さと優美さを兼ね備えた花です。
アカバナユウゲショウの花言葉は、多くは花の特徴や美しい見た目、花弁の色に由来するものとして捉えられます。
「アカバナユウゲショウ」の豆知識
アカバナユウゲショウは、メキシコでは薬草として民間療法に用いられてきた歴史があります。
ニキビや皮膚感染症、頭痛、咳、そして胃がんなどに効果があるとされ、多くの人々に愛されてきた花なのです。
まとめ
今回はアカバナユウゲショウの花言葉についてご紹介しました。
アカバナユウゲショウの花言葉は、「臆病」や「移り気」、「お洒落」など見た目や特徴から来ているものが多くあります。
この花の花言葉が気になったときには是非、こちらの記事を参考にしてみてください。