近年作られた「白いひまわり」は、キク科ヒマワリ属の白色品種です。
品種改良によって作られた園芸品種で、「プロカット・ホワイトナイト」が2018年から流通しています。
花期は6月から9月で、種まきから2ヶ月程度で開花します。
今回は、「白いひまわり」の花言葉について解説します。
「白いひまわり」の花言葉
「あなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」「程よき恋愛」があります。
ヒマワリに共通する花言葉と、「白いひまわり」固有の花言葉を含みます。
恋をイメージする花言葉が揃うため、告白に添えて贈るのに特に向きます。
逆に恋愛感情を持たない相手に対しては誤解される可能性が高いため、他の花と合わせて意味を修正するなどの工夫が必要です。
「あなただけを見つめる」
ヒマワリに共通する花言葉です。
成長途中のヒマワリは、日の当たる側と、陰になる側が昼夜で交互に成長する性質があります。
このため、日が昇った後に、太陽を見上げるように動いて見えるのです。
この性質と、ギリシャ神話が結び付き、太陽神アポロンとの恋に破れた水の精霊が、アポロン(太陽)を見つめたまま花になったという物語が生まれました。
これらのイメージで付いた花言葉です。
恋人に贈るのに向きます。
告白の場合にも合います。
逆に、関係が浅い相手には、気味悪がられるため厳禁です。
「憧れ」
こちらも太陽に憧れ追いかけるように見えるヒマワリの性質から付いた花言葉です。
実際にはヒマワリが開花後は、成長が止まるため、太陽を追う動きはなくなります。
憧れている先輩などに贈るのに向きます。
この「憧れ」は、恋愛の意味でも能力への羨望という意味でも合います。
但し、他の花言葉が恋愛を意味するため、ただ花を贈っただけでは勘違いされます。
きちんと説明を入れましょう。
「情熱」
夏そのもののイメージをもつ事から付いた花言葉です。
情熱的な愛情を抱く相手への告白や、恋人に贈るのに向きます。
配偶者に対しては、もう少し持久力のある、燃費の良い愛の方が長持ちするでしょう。
「程よき恋愛」
これが、「白いひまわり」固有の花言葉です。
「白いひまわり」の淡白でクールなイメージが表れたものです。
通常のヒマワリの黄色は警戒色で、黒と合わせれば工事現場のマークになるほど「圧」のあるものです。
一方白は、明るさはありますが、肩の力が抜ける柔らかさを持ち合わせます。
たまには恋人気分の時間も持ちたい、という配偶者に贈るのに向く花言葉です。
創作で、後から思い起こすと恋だった、というような淡い夏の出会い場面にも使えます。
色々失敗しがちな時、スマホの待ち受けにして、自分に会った出会いを願うのも良いでしょう。
まとめ
「白いひまわり」は新しい品種のため、ヒマワリと認識出来ないかも知れません。
花言葉を知れば、それに気づき、更に興味を持つ事が出来るでしょう。
心の風景に色を足してくれる花言葉を、是非参考にして下さい。
