「リュウノヒゲ」(竜の髯)は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑の多年草です。
別名をジャノヒゲ(蛇の髭)、ネコダマ(猫玉)ともいいます。
東アジアからフィリピン、日本では沖縄を除く全域に分布し、山野に自生する他、栽培も行われます。
花期は7月から8月ですが、主に葉を鑑賞する植物のため、白い花はごく小さく目立ちません。
今回は、「リュウノヒゲ」の花言葉について解説します。
「リュウノヒゲ」の花言葉
「不変の心」「変わらぬ想い」「深い思いやり」があります。
いずれも常緑の葉が由来の花言葉です。
良い意味の花言葉ですが、関係の深さによっては違和感が出るので、相手を選ぶ必要があります。
「不変の心」
葉の色を変わらない心に見立てた花言葉です。
一度決めた事を覆す事のない、筋の通った行動を取る友人などに贈るのに向いています。
訳あって離ればなれになる恋人同士で贈り、再会後の結婚を誓う場面にも合いそうです。
塗り直しが必要ない日焼け止めや、フリーザーバッグなどの宣伝イメージに使えます。
何かと自分の考えを曲げてしまう時、自宅で育てて自らを省みるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、状況により言う事がコロコロ変わる人です。
心は変わっていないと言ったとしても、他人の心は言動で推し量るしかありません。
「変わらぬ想い」
こちらは恋愛にかかわるイメージが強まります。
再会した片思いの相手に告白する時に向く花言葉です。
芸能人などのファンを長年続けている時、スマホの待ち受けにして惰性ではないか自問するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、相手の感情が伴っていない場合です。
変わらないあなたの想いに対して、何かしら嬉しがる事がないならば、単に執念深い不気味な想いとしか伝わっていません。
「深い思いやり」
長い時間をかけた想いから連想される花言葉です。
長年自分を育ててくれた親に贈るのに向く花言葉です。
長時間熟成した食品や、ゆっくり身体の芯から温める温熱器具の宣伝イメージに良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、自分が思いやりをかけた側の場合です。
思いやりの一環として伝える分には意味も合いますが、主張が強すぎて受ける側の重荷になってしまうでしょう。
まとめ
「リュウノヒゲ」の背は低く、目立つ花を咲かせる事もありません。
花言葉を知っていれば、見過ごさずに眺め、楽しむ事が出来るでしょう。
風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。