「ハゼラン(三時草)」という花をご存知でしょうか。
「ハゼラン(三時草)」は、熱帯アメリカ原産、ハゼラン科ハゼラン属の多年草です。
今回は「ハゼラン(三時草)」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ハゼラン(三時草)」の花言葉
ピンク色の小さな花と赤い実が美しい「ハゼラン(三時草)」の、2つの花言葉をご紹介します。
「永遠にあなたのもの」
女性らしさを感じるメッセージ性の強い花言葉は、「ハゼラン(三時草)」の?殖力の強さが由来とされています。
10mmにも満たない小さな花を咲かせる「ハゼラン(三時草)」ですが、こぼれ落ちた種から株が増え続ける力強さがあります。
?殖し続ける姿と可憐な姿が合わさった、女性らしい一途な花言葉を持つ植物です。
「真心」
「ハゼラン(三時草)」は、自然に繁殖する力を持つ植物です。
どんな場所でも懸命に成長を続ける姿から、「真心」という花言葉が生まれました。
小さいながらも美しさを放つ姿からは、健気さを感じます。
自宅で育てる事ができるので、相手に素直な気持ちを伝えたい時のプレゼントとしてもおすすめの植物です。
「ハゼラン(三時草)」の名前の由来
「ハゼラン」は漢字では「爆欄」と書きます。
実が熟すと種がはじき飛ぶ様子から、「ハゼラン(爆欄)」という名前がつきました。
実の中には約10個の種ができます。
別名である「三時草」は、花が午後3時頃から咲き始める事が名前の由来とされています。
「ハゼラン(三時草)」は、開花時間がとても短く、1日2~3時間と言われています。
実と花の咲き方に特徴がある植物です。
「ハゼラン(三時草)」の豆知識
8月~9月頃に咲く可愛らしいピンク色の小さな花と、艶やかな赤い実が美しい「ハゼラン(三時草)」ですが、花の蕾もとても可愛い姿をしています。
はっきりとしたピンク色のつぼみは3mmほどの小ささで、まるでミニチュアのオーナメントのようです。
赤い実との組み合わせも見ごたえがあります。
花・実・蕾の魅力をご紹介しましたが、葉にも茹でると食べられるという特徴があります。
「ハゼラン(三時草)」には、観賞用の植物としてふさわしい様々な魅力があります。
まとめ
女性らしい花言葉を持つ、「ハゼラン(三時草)」の解説でした。
どこかで「ハゼラン(三時草)」を見かけた際は、花や実の美しさをゆっくり観察されてみてください。