「ノゲイトウ(セロシア)」は、ヒユ科ケイトウ属の一年草です。
インド原産と考えられており、世界中に分布し、園芸品種も作られています。
花は小花が集まって穂を形成し、色は赤、赤紫、ピンクなどから、咲き終わるにつれ色あせ銀色になります。
花期は7月から11月です。
今回は、「ノゲイトウ」の花言葉について解説します。
「ノゲイトウ(セロシア)」の花言葉
「おしゃれ」「風変わり」「希望の灯火」「幼い時からの友情」などがあります。
この他にも多くのものがありますが、特別悪い意味の言葉はないため、贈り物やお祝いにも向きます。
「おしゃれ」
「ノゲイトウ」の、グラデーションを描き、複雑で美しい花穂から付いた花言葉です。
同じ由来で「気取り屋」という花言葉も付いています。
お洒落で気取った服も着こなす友人や恋人に贈るのに向きます。
お手頃価格でファッションアイテムが揃う衣料品店のディスプレイにも使るでしょう。
誰の服装も自分なりに良いと思ってしているので、拒否される事はほとんどない花言葉です。
「風変わり」
奇妙なロウソクの火のような花穂から付いた花言葉です。
他の花穂を作る花と比べても、独特な形です。
「奇妙」「おもむくままに」という花言葉も付いています。
一風変わった趣味や嗜好を持つ友人に贈るのに向きます。
クセの強い雑貨を扱う店のシンボルとして、敷地に植えるのも良いでしょう。
人間、誰しも他人と違うものを持つので、「絶対に違う」という事はありません。
但し、学生など、同調圧力が強い場面では嫌がられる事はあります。
「希望の灯火」
花が炎のように見える事から付いた花言葉です。
学名の「セロシア」も、ラテン語の「ケレオス(燃やした)」が語源です。
日当たりの良い場所を好む性質から、暗い森を抜けた先に現れる「ノゲイトウ」は、旅人に「希望」を感じさせるものだったでしょう。
温かく心を癒やされるという意味で「深い思いやり」という花言葉もあります。
困難な仕事を進めようとする時、元気づけてくれる友人や同僚に贈るのに向きます。
「幼い時からの友情」
夏の野に咲く「ノゲイトウ」の傍らで遊び戯れる子供。
そんな連想から付いた花言葉です。
子供時代のイメージで、「感情的」「行動的」「色あせぬ恋」「情愛」などの花言葉もあります。
古くからの友人や初恋からそのまま結婚した配偶者などに贈るのに向きます。
まとめ
「ノゲイトウ」は特徴的で目を惹く花です。
花言葉を知れば、過去の人達が寄せた想いの一端に触れられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。