「ニガイチゴ(苦苺)」は、バラ科キイチゴ属の落葉樹です。
海外では中国、国内では本州、四国、九州に分布し、丘陵地や森林の伐採跡などに生育します。
花は白くやや細い花弁で、花期は4月から5月です。
果実はつぶつぶが集まった木イチゴ形で、8月頃に赤く熟します。
今回は、「ニガイチゴ」の花言葉について解説します。
「ニガイチゴ(苦苺)」の花言葉
「いつも愉快」「甘酸っぱい」があります。
なかなか良い意味で、贈り物や庭木などに向く花言葉です。
お見舞いなど、辛い状況の人には意味が合わないため、避けた方が良いでしょう。
「いつも愉快」
果実を付ける植物は、他の生き物が集まり賑やかで愉快そうです。
たまに種を噛んで苦い顔をするのも、「してやったり」と笑いが起こるタイミングです。
また、花の形は、両手両足を広げ、寝転がって笑う人のようでもあります。
これらのイメージから付いた花言葉です。
いつもにこやかな友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。
ウィットに溢れ、人を笑わせる事が好きな人にも良いでしょう。
花をスマホの待ち受けにして、自分の表情を気にするきっかけにも出来ます。
この花言葉が合わないのはお笑い芸人です。
彼らは仕事で愉快にしているので、「いつも」ではありません。
仕事のオンオフの切り替えは、長続く続けるのに重要です。
「甘酸っぱい」
味がそのまま付くという、何とも不思議な花言葉です。
何か深い意味があるかと思って食べてみても、ラズベリーを思わせる甘酸っぱさがあり、意外性はありません。
種を噛むと苦みがありますが、種が不味いのは普通の事です。
このように、普通にキイチゴ類としておいしいのに、種の味を持ち出して「ニガイチゴ」という不名誉な名前を付けられた事に対抗して付けられた花言葉です。
学園物のラブストーリーなどを好む友人や家族に贈るのに向きます。
ティーン向けのアクセサリーの売り場ディスプレイにも良いでしょう。
「ニガイチゴ」を庭に植えれば、甘酸っぱい青春の思い出に浸るきっかけにも出来ます。
この花言葉が合わないのは、異性の思春期の子供です。
大人から見れば、甘酸っぱい可愛らしい行動に見えても、本人は大まじめです。
馬鹿にされたと思い、今以上に避けられるでしょう。
まとめ
「ニガイチゴ」は花や実がない時は、藪の一部で目立たない木です。
花言葉を知り、興味を持てば、存在に気付き花の時期に訪れようとも思うでしょう。
花と出会う機会を増やしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。