「トチバニンジン」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「トチバニンジン」の花言葉とは? 花言葉

「トチバニンジン」は、ウコギ科「トチバニンジン」属の多年草です。

海外では中国、国内では北海道から九州にかけて分布し、半日陰の柔らかい土を好みます。

茎の先が放射状に枝分かれし、その先に淡黄緑色の花を咲かせ、球のように見えます。

花期は6月から8月です。

果実は球形で赤く熟します。

今回はトチバナニンジンの花言葉について解説します。

「トチバニンジン」の花言葉

「実直」といいます。

茎が真っ直ぐ花まで1本通っている姿から付いた花言葉です。

何事にも真面目で真剣に取り組む友人や同僚、後輩などに贈るのに向きます。

昔ながらの丁寧な製法で作られた味噌や醤油のブランドイメージ向きです。

礼節や振る舞いについても教える学習塾の敷地に植えても意味が合います。

スマホの待ち受けにして、自分の行いを正しくしようと心がけるのにも良いでしょう。

この花言葉が合いそうで合わないのは、自分を決して曲げず、人の言う事に耳を貸さない人です。

真っ直ぐではありますが、「実直」は誠実さと正直さを意味するのであって、そこには相手への配慮が必須です。

また、素直すぎて騙されてばかりの人も違います。

実直は、ある程度自分をしっかり持っていないと成立しないものです。

「トチバニンジン」の豆知識

「トチバニンジン」「栃葉人参」と書きます。

「トチバ」は、葉が「トチノキ」に似ている事から付いたものです。

葉一枚ずつはそこまで似ていませんが、その付き方に特徴があります。

1本の茎から放射状に生え、手や天狗の団扇のような形になるのです。

「ニンジン」は、根が「チョウセンニンジン」のように太い事から付きました。

その凸凹した様子が竹の根茎に似ている事から「チクセツニンジン(竹節人参)」と呼ばれ、生薬になります。

有効成分はジンセノサイド、サポニンなどです。

チョウセンニンジンのような強壮薬としては期待出来ませんが、解熱や身体を温める作用があり、咳にも良いとされています。

刺激作用がある事から育毛剤に配合される事があります。

CMで名前が連呼された事があったため「チクセツニンジン」という響きだけ覚えている人もいるでしょう。

他に、焼酎に漬け、薬酒にする事もできます。

まとめ

「トチバニンジン」は目立った色をしている訳ではなく、山にあれば風景に容易に紛れてしまうでしょう。

花言葉を知れば、興味が湧き、その特徴的な葉の形に気付く事も出来ます。

風景の解像度を上げる花言葉を、是非参考にして下さい。

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