春の象徴でもあり、日本人に馴染み深い「チューリップ」。
海外でも14世紀から、多くの画家に愛されてきました。
見慣れた花ですが、その花言葉はご存じでしょうか。
「チューリップ」は中央アジアや北アフリカが原産であり、ユリ科チューリップ属の球根植物です。
3~4月にかけて開花しますが、早咲き、普通咲き、遅咲きと異なります。
品種改良も進み、花の形も花弁がフリルのような形状になっているものと様々です。
今回は「チューリップ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「チューリップ」の花言葉
「チューリップ」の花言葉は、基本的には「博愛」「思いやり」という意味が有名です。
可愛らしい見た目にぴったりな意味合いです。
実はこの花言葉には、あるオランダの物語が由来しています。
あるところに「チューリップ」という名前の美しい娘が、3人の騎士に見初められプロポーズされます。
1人を選ぶことはできないと、娘は花の女神にお願いして自らを花の姿に変えてもらったのです。
その花が「チューリップ」となりました。
「チューリップ」の花言葉はその意味だけでなく、誰も傷つけたくないという娘の愛を表す物語もあるなんて素敵ですね。
「チューリップ」の花言葉(色別)
「チューリップ」の基本的な花言葉を理解できたところで、色別の花言葉を見ていきましょう。
「チューリップ」の赤色の花言葉
「愛の告白」「愛の宣言」となります。
その意味の通り、愛の告白にぴったりの意味です。
「チューリップ」のピンク色の花言葉
「思いやり」「幸福」「誠実な愛」となります。
大切な相手に贈る時におすすめです。
「 チューリップ」の黄色の花言葉
「失恋」「母の日」「愛の表示」となります。
愛の告白には向いていませんが、母の日の贈り物としてはぴったりでしょう。
「チューリップ」の紫色の花言葉
「不滅の愛」「永遠の愛情」となります。
プロポーズの時や、記念日に贈るのも素敵ですね。
他の色の「チューリップ」を合わせることで、より深い意味を持たせることが出来ます。
「チューリップ」の白色の花言葉
「失われた愛」となります。
白色の「チューリップ」は1月1日の誕生花なのですが、贈る際はネガティブな誤解がないように誕生花であることを伝えたほうが良いでしょう。
まとめ
「チューリップ」は、贈るだけでなく自分で育てるのもおすすめです。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。