繊細な花を咲かせる「ストケシア」は、キク科「ストケシア」属(ルリギク属)の多年草です。
北アメリカ原産で様々な園芸品種が作られています。
花の色は紫が基本で、青やピンク、白の品種もあります。
花期は6月から10月です。
今回は、「ストケシア」の花言葉について解説します。
「ストケシア」の花言葉
「清楚」「たくましさ」「追憶」などがあります。
いずれも良い意味になる言葉ですが、相手のイメージに合わないと大きく違和感が出るため、使い分ける必要があります。
「清楚」
繊細で美しく、青や白などの澄んだ色をした「ストケシア」の姿からイメージ出来ます。
同じ由来で「清楚な娘」「清らかな乙女」という花言葉もあります。
清楚で清らかな女性という概念は、現実の人に当てはめるには少々ハードルが高いものです。
清純派アイドルのような路線で売っている芸能人へのファンレターには合います。
「たくましさ」
「ストケシア」は病害虫に強く、管理の手間が少なく、花期も長い花です。
そんな丈夫な性質から付いた花言葉です。
心身逞しい友人や同僚に贈るのに向きます。
アウトドア用品の商品イメージや、フィットネスクラブのディスプレイにも合います。
自宅で育て、たくましさを身に付けようと心がけるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、病気などで健康を損ね、まだ気分が立ち直れていない人です。
叱咤するにもタイミングは存在します。
「追憶」
「ストケシア」の主な色である青系は、冷たさや淋しさを感じさせます。
一方、冬を越して翌年も花が咲き、存在を思い出させてくれます。
これらのイメージから付いた花言葉です。
「追想」という近い意味の花言葉も付いています。
故郷の友達に贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、最近の知り合いで思い出らしい思い出がない人です。
印象的な出来事があって記憶に残っている場合も、時間的に離れていないと追憶という表現には合いません。
「ストケシア」の豆知識
「ストケシア」の名前は、イギリスの植物学者ジョナサン・ストークスに因んで付けられました。
また、和名を「瑠璃菊(ルリギク)」と呼びます。
瑠璃はコバルトガラスまたは、青紫を指す言葉で、「ストケシア」の色から付いた名前です。
まとめ
「ストケシア」は特徴的な美しい花です。
花言葉を知っていれば、更に様々な面に興味を持つ事が出来るでしょう。
花をより近く感じられる、花言葉を是非参考にして下さい。
