「ススキ(薄・芒)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ススキ(薄・芒)」の花言葉とは? 花言葉

秋の七草としてお月見にも飾られる「ススキ(薄・芒)」は、イネ科「ススキ」属の多年草です。

東アジア原産で、古くから日本全国に存在し、日当たりの良い山野に生育します。

通常、地上部は冬に枯れますが、沖縄では常緑で冬を越します。

8月から10月にかけ赤みがかった花穂をつけ、種子が出来た後は毛が生えた白い穂になります。

今回は、「ススキ」の花言葉について解説します。

「ススキ(薄・芒)」の花言葉

「活力」「生命力」「勢い」「心が通じる」があります。

特殊な状況でない限り、喜んで貰える、良い意味の花言葉です。

「活力」

真っ直ぐ伸び、旺盛に殖え広がる「ススキ」の性質から付いた花言葉です。

「精力」も同じ意味で付いています。

元気で活動的な友人に贈るのに向いています。

年齢を感じさせない両親や上司などに贈っても良いでしょう。

元気が出ないとき、スマホの待ち受けにして気分を盛り上げる事も出来ます。

この花言葉が合わないのは、無気力なようで、実績をきちんと上げている人です。

ペースは人それぞれなので、余計な口出しはやめましょう。

「生命力」

「ススキ」の繁殖力と、冬に枯れてもまた生えてくるしぶとさからイメージ出来る花言葉です。

調子を崩している友人などに贈り、快方を願うのも良いでしょう。

農林水産業など、大地の生命力と直接対峙する仕事に携わる人にも向いています。

健康に通じるため、この花言葉が合わない人いません。

「勢い」

ぐんぐん真っ直ぐ伸びる「ススキ」のイメージから付いた花言葉です。

本州では冬に枯れてスタートからやり直しですが、沖縄のような暖かい地方では常緑化し、5mに達するほど伸び続けます。

若さと元気溢れる新卒社員などに贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、衰えを感じ始めた人です。

ある程度時間が過ぎれば、今を受け容れられますが、それまでは落ち込ませるばかりです。

お肌の曲がり角の25歳、数字が気になる30歳、40歳、老眼が始まった時など、年齢を感じる瞬間は1度ではありません。

「心が通じる」

「ススキ」は地下茎で伸びる植物で、見えないところで繋がっている事から付いた花言葉です。

以心伝心の友人に贈るのに向きます。

通信機器の宣伝イメージにも合っています。

この花言葉が合わないのは、恋人や配偶者でしょう。

人は相手の心が分かると感じても、思わぬ事を見落とします。

分かり合えないからこそ、相手の変化に気付き思いやれるのです。

「ススキ(薄・芒)」の豆知識

草原を作る「ススキ」ですが、植物遷移の観点から言うと、このまま放置すれば木が生え次第に森へと成長していく段階にあると言えます。

「森が出来る」と言えば聞こえは良いですが、自分が所有する土地の場合、使い勝手が大幅に落ちる厄介な状態です。

草刈り機で対応出来る最後のチャンスと考え、さっさと除草しましょう。

まとめ

「ススキ」は儚げな秋の風情を感じさせる植物です。

花言葉を知っていれば、その裏のしたたかさに気付く事も出来るでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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