「シュッコンアマ(宿根亜麻)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シュッコンアマ(宿根亜麻)」の花言葉とは? 花言葉

「シュッコンアマ(宿根亜麻)」は、アマ科アマ属の多年草です。

アルプス周辺に分布するヨーロッパ原産の植物で、日本には明治時代に持ち込まれました。

一年草のアマとは違い、宿根性で冬を越す事ができます。

アマより大きめな淡青色または白の花を咲かせ、花期は6月から8月です。

今回は、「シュッコンアマ」の花言葉について解説します。

「シュッコンアマ(宿根亜麻)」の花言葉

「親切」「親切にありがとう」があります。

アマと共通する花言葉です。

お礼に向く花言葉のため、逆に何もお礼をする事がない場合は、違和感を持たれる可能性があります。

「親切」

これはゲルマン神話の女神ホルダのエピソードが元になっています。

とある男が鹿を追いかけるうち、氷河に辿り着きそこで扉を見つけました。

そこは女神ホルダの屋敷でした。

無数の宝石があったのですが、男は彼女の手にある青い美しい花だけを欲しいと言ったのです。

欲のない男に好感を持ったホルダは、花とタネを与え栽培から布の織り方まで親切に教えてやりました。

これがアマ布の始まりとなったのです。

人に常に親切で温かく対応する友人に贈るのに向く花言葉です。

足が弱っても生活に困らない親切設計の住宅や、サポートの充実した保険などの宣伝イメージに向きます。

親切心が足りないと思う時、「シュッコンアマ」の花を育てるのも良いでしょう。

この花言葉が特に合わないのは、親切に対してネガティブなイメージを持っている人です。

そういう人は、親切の裏に悪意や打算があると信じて疑わない為、悪口や皮肉と受け取ってしまいます。

「親切にありがとう」

アマ属の親切にかかわる花言葉には、もう1つ由来があります。

それは、アマの用途の多さです。

青く美しい花を楽しむ事が出来る他、繊維は衣類やリネンなどになります。

タネからは亜麻仁油を絞る事ができ、食用に限らず、油絵や薬にも使えます。

その役立つアマ属に対する感謝がはっきり表れているのがこの花言葉です。

親切に助けてくれた友人や同僚などに、お礼として贈るのに向いています。

この花言葉が特に向いていないのは、ピントがずれていて、ありがた迷惑な親切を繰り返す人です。

社交辞令でお礼を言うのは仕方が無いですが形式に留め、強い感謝の意を示すのはやめましょう。

合いそうで合わないのは親です。

ありがとうの気持ちは良いのですが、親の行為の原動力は愛情であって親切心ではありません。

親切は「他人に優しい」というニュアンスが強いものです。

「親しい」は、身内ではない者に対しても近しく振る舞う、特別な状況を表すために、敢えて作られた言葉であると考えましょう。

まとめ

「シュッコンアマ」は美しい花です。

花言葉を知っていれば、その用途などにも思いを巡らせ、一層好ましく感じられるでしょう。

花を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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