「シダレザクラ」はバラ科サクラ属のサクラです。
広義には枝が柔らかく垂れた姿になるものを総称し、狭義にはエドヒガン系の枝が垂れた栽培品種を指します。
花の色は白か淡い紅色、花期は3月です。
今回は、「シダレザクラ」の花言葉について解説します。
「シダレザクラ」の花言葉
「ごまかし」「優美」「円熟した美人」が固有の花言葉です。
概ね良い意味ですが、少々悪いものも混じります。
良好な関係の相手には良いですが、悪い状態を改善するには向きません。
「ごまかし」
垂れ下がる枝がカーテンやすだれのように、向こう側を見えにくくするというイメージからついた花言葉です。
基本的に良好な関係なのに、ちょっとした事で喧嘩してしまった友人や配偶者との仲直りに合います。
だまし絵絵本の帯のデザインや、満腹感を与えるサプリメントの宣伝イメージにも使えます。
避けられない悩み事をあなたが抱えている時、「シダレザクラ」で花見するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、ごまかせないような状況や、ごまかされる事が許せない人です。
軽い機嫌取りで済まされない状況に、この花言葉は不向きです。
「優美」
枝の柔らかな様子と花の美しさから想像出来る花言葉です。
笑みを絶やさず物腰柔らかな友人や恋人などに使うのに向いています。
曲線美が官能的な自動車や、肌触りの良い外出着などの広告イメージに使えそうです。
最近トゲトゲしていると思った時、スマホの待ち受けにして都度眺めるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、優しさに欠ける人です。
美しさが足りないだけなら、優しさでそれなりに補えるのですが、逆は難しいでしょう。
「円熟した美人」
円熟は欠けたところがないほど充分成熟している事を指すことから、若さではなく成熟した魅力溢れる美人という意味になります。
しなやかな枝に咲き誇る花と、まだ若く真っ直ぐで固い枝に咲く花とを対比させれば、イメージしやすい花言葉です。
一種妖艶な美しさを持つ友人などに向く花言葉です。
セレブをイメージしたハイブランドのディスプレイにも向きます。
この花言葉が合わないのは、若さ溢れる美人です。
褒められる事に慣れているため、見当違いな方向の褒め言葉にも敏感で、確実に好感度を下げます。
まとめ
「シダレザクラ」は柔らかな美しさを持つサクラです。
花言葉を知っていれば、一層深みのある美しさを感じられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。
