金属のような葉の色が特徴的な「ウラムラサキ」は、キツネノマゴ科イセハナビ属の常緑樹です。
ミャンマー原産で、アジアの熱帯から亜熱帯域に分布し、寄せ植えや花壇などに利用があります。
主に観葉植物として楽しまれますが、紫色の花もつけ、花期は9月から11月です。
今回は、「ウラムラサキ」の花言葉について解説します。
「ウラムラサキ」の花言葉
「真面目さ」「本来の姿」があります。
極端に悪い意味はありませんが、やや意味深な言葉も含む為、意味は理解して使いましょう。
「真面目さ」
ピンと張った、金属細工のような葉を常に付ける様子からイメージ出来る花言葉です。
物事に真摯に取り組む友人や同僚、後輩に贈るのに向きます。
伝統的製法にこだわった食品の宣伝イメージの他、学校法人の敷地に植えても良いでしょう。
スマホの待ち受けに設定して、都度、自分がいい加減な仕事をしていないか省みるのにも使えます。
この花言葉が向かないのは、不真面目な事が格好いいと思っている小中学生のメンタリティが続いている人です。
悪口と判断され、大変嫌がられます。
「本来の姿」
名前の由来にもなった、表と裏で色合いが異なる葉の様子から付いた花言葉です。
普段と違う意外な場で活躍している友人などに贈るのに向きます。
本当の望ましい姿という解釈で、エステサロンのディスプレイにしたり、靴や傘の修理業者のイメージとして使えます。
日々、自分を抑えて暮らす必要がある時、部屋に飾り胸の内を語りかけるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、関係が浅く、見た目以外の姿を知らない人です。
「この人は、自分の何を知っているつもりなのか」と、反感や不安を抱かれてしまうでしょう。
「ウラムラサキ」の豆知識
「ウラムラサキ」は、葉から付いた名ですが、同じ名前でキノコが存在します。
やはり裏側、つまりヒダの部分が鮮やかな紫色です。
観葉植物の方の「ウラムラサキ」は、別名を「ストロビランテス・ダイエリアヌス」といい、そちらの名で流通している事もあります。
「ストロビランテス」は「ストロビロス(球果)」と「アントス(花)」、「ダイエリアヌス」はロンドンのキュー王立植物園のウィリアム・ダイアー元園長の名から取られています。
まとめ
「ウラムラサキ」は、パッと見ただけでも目を惹かれる植物です。
花言葉を知れば、その裏側にも気付く事が出来るでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。