「サルスベリ(百日紅)」という花をご存知でしょうか。
「サルスベリ(百日紅)」は中国が原産であり、ミソハギ科サルスベリ属の、冬に葉を落とす落葉樹です。
7月~10月にかけて、赤やピンクの小さな花を枝の先に沢山咲かせます。
栽培しやすい樹木なので一般家庭に植えられることもあり、シンボルツリーとして利用されることもあります。
今回は「サルスベリ(百日紅)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「サルスベリ(百日紅)」の花言葉
「サルスベリ(百日紅)」の花言葉は、基本的には「愛嬌」「雄弁」という意味が有名です。
小さく愛らしい花を沢山咲かせる「サルスベリ(百日紅)」の見た目に、ぴったりなイメージの意味です。
また、「あなたを信じる」という意味もあり、可愛らしさの中にも毅然とした強さを感じさせます。
「愛嬌」
チャーミングな友人や子供に贈るのにおすすめです。
「雄弁」
相手を励ましたい時や、人の心を動かすような力強い友人に贈るといいでしょう。
「あなたを信じる」
パートナーに信頼の気持ちを伝えたい時にぴったりの意味合いです。
初夏から初秋にかけて長く楽しめるので、一緒に育てるのもいいですね。
「サルスベリ(百日紅)」の花言葉の由来
「愛嬌」や「雄弁」という意味は、夏の暑い時期でも堂々と咲き誇り、枝を揺らすと花びら全体も揺れる姿が、はしゃいで話をしているように見えることからつけられたと言われています。
また、「あなたを信じる」という意味は、王子との恋物語が由来しています。
ある王子が恋人に百日後に再会することを約束して旅に出ました。
王子は無事に帰ってきたのですが、恋人はすでに亡くなっていました。
恋人を埋葬した場所にはサルスベリが咲いていたそうです。
王子も恋人も離れていても、お互いを信じ続け、一途に想っていたことが由来になったと考えられています。
「サルスベリ(百日紅)」の豆知識
「サルスベリ(百日紅)」の樹皮は茶色くザラザラしているのですが、樹皮が剥がれ落ちると白いつるつるとした木肌が見えます。
このことから、サルが木に登ろうとしても滑って落ちてしまうと、「サルスベリ(百日紅)」と名付けられました。
まとめ
「サルスベリ(百日紅)」は、風水効果もあり、飾ったり植えたりするのにおすすめの植物です。
人にプレゼントする時、自分で育てる時、花言葉の意味を知っていると楽しくなります。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。