「青いポインセチア」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「青いポインセチア」の花言葉とは? 花言葉

ポインセチアはトウダイグサ科トウダイグサ属の常緑性低木です。

クリスマスの時期によく出回ることからクリスマスフラワーと呼ばれることもあります。

また標準和名はショウジョウボク(猩々木)というものです。

ショウジョウ(猩々)とは中国の古い書物に記された架空の獣のことで、それは黄色いオランウータンのような姿をしており、人の言葉を理解し、酒が大好きで、それゆえ顔が真っ赤であるといわれています。

そしてポインセチアの花の赤さが、ショウジョウの顔の赤さをイメージさせることからこの和名が付いたとされているそうです。

しかし現代では品種改良が進み、赤だけでなくピンク、白、黄色、緑、紫など様々な色のものがあります。

ただし「青いポインセチア」の花を自然に付ける品種はないため、人工的に染料を浸透させて作っているそうです。

加えて鮮やかなオレンジ色のポインセチアも同様の方法で作られることがあります。

「青いポインセチア」の花言葉

ポインセチアに色別の花言葉は存在しますが、人工的に作られるものであるためか「青いポインセチア」に固有の花言葉は存在しません。

ゆえにポインセチア全般の花言葉である「聖夜」「聖なる願い」「幸運を祈る」「祝福する」「清純」「私の心は燃えている」「元気を出しなさい」を適用するのが良いでしょう。

これらの花言葉は(最もポピュラーな赤花の)ポインセチアがクリスマスカラーをイメージさせることからきています。

クリスマスカラーとは一般的には赤、緑、白あるいは赤と緑とされており、赤はイエス・キリストが流した血とそれがイメージさせる神の愛や神の寛大さ、緑は冬の寒さにも負けずに青々としているヒイラギやモミの木がイメージさせる永遠の命、白は純潔、清純、平和を表しているのだそうです(これに光や王権を表す金色が加わることもあります)。

ゆえに日本以外の国でも「聖夜の花」と呼ばれたり、冬の縁起物とされたりするなどして親しまれています。

一方「青いポインセチア」は赤や白を含みませんが人工的に染めているだけありビビッドなものが多く、一風変わったギフトとして大きなインパクトを与えたり、いつもとちょっと違うクリスマスを演出したりするのに使えるでしょう。

「青いポインセチア」の豆知識

ポインセチアの花びらが葉のような形をしている、花びらに葉のような模様があるということを不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

実は一般的にポインセチアの花と考えられているものは葉が変化した苞(ほう)というもので、本当の意味での花はその中央にあるとても小さなつぼみのようなものです。

またポインセチアはイメージに反しメキシコ〜中央アメリカ生まれの寒さに弱い花なので、長く元気な姿を楽しみたいのなら冷風や暖房の温風に晒されず、日当たりも良いという環境を作ってやるか、11月のうちに買って家の環境にある程度慣らしてやると良いでしょう。

まとめ

「青いポインセチア」は人工的に作られる青花のポインセチアです。

ポインセチアはクリスマスフラワーと呼ばれるほどクリスマスと関わりが深く、また花言葉も「聖夜」「聖なる願い」「幸運を祈る」「祝福する」「清純」「私の心は燃えている」「元気を出しなさい」という聖夜にふさわしいものとなっています。

しかしそのイメージに反し寒さには弱いので、暖かく日当たりの良い環境に置いてやると良いでしょう。

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