「サツマイモ(薩摩芋)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「サツマイモ(薩摩芋)」の花言葉とは? 花言葉

そのままふかしてもスイーツ材料としてもおいしい「サツマイモ」(薩摩芋)は、ヒルガオ科「サツマイモ」属の多年草です。

中南米原産で、中国(清または明)を経て琉球王国から鹿児島、当時の薩摩藩に伝わりました。

蔓性で痩せた土地でもよく育ちますが、本州のような温帯地域ではあまり花を咲かせません。

今回は、「サツマイモ」の花言葉について解説します。

「サツマイモ(薩摩芋)」の花言葉

「乙女の純情」「幸運」があります。

比較的良い意味の花言葉ですが、限定した意味も含む為、相手によって使い分けると良いでしょう。

「乙女の純情」

ヒルガオ科の「サツマイモ」は、アサガオやヒルガオとよく似た姿の花を咲かせます。

これらの花は、その美しさから愛情や恋をイメージする花言葉が付いている事から、同じ発想で付いたというのが花言葉の由来の1つです。

もう1つは、薩摩で花嫁修業の1つとして芋焼酎造りが行われていた事に拠ります。

愛する人を思い、ひたむきに焼酎造りを学ぶ姿から付いたのです。

若い女性の恋人に対して使えば意味は合いますが、どうしても違和感が出て使いにくい花言葉です。

ティーンエイジャー向けのコスメ商品や、スイーツバイキングの広告イメージには合います。

感性に初々しさが足りない時、「サツマイモ」を食べて一息つくのも良いでしょう。

「幸運」

「サツマイモ」の花が滅多に咲かない事から、「見られたら幸せ」という意味で付いた花言葉です。

由来は花ですが、全体に当てはまります。

「サツマイモ」の花は沖縄など亜熱帯では当たり前に咲きますが、温帯ではそう見られるものではありません。

このため地域によっては、「サツマイモ」の花が咲くと幸せになる、という言い伝えもあるようです。

誰にでも合う花言葉ですが、特に迷信深い友人に向きます。

宝くじの売り場や、占い師の看板などにも使えます。

沖縄旅行で「サツマイモ」の花を撮って待ち受けにし、良い事が起きるよう願掛けするのも良いでしょう。

この花言葉が向いていないのは、目の前の事を実力で成し遂げようと固く決意している人です。

怒る事はないでしょうが、持論を長々と聞かされる事になります。

「サツマイモ(薩摩芋)」の豆知識

「サツマイモ」は漢字で「薩摩芋」と書きます。

別名を甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも)とも呼びます。

「サツマイモ」は九州の薩摩藩で普及した後に日本全国に広まった事が由来です。

「唐芋」は舶来のものを何でも「唐」と付ける遣唐使以降の習慣です。

甘藷は中国名でもあり、藷は芋を指す事から「甘味のある芋」という意味になります。

甘藷という名前は耳慣れないかも知れませんが、現在でも農水省資料で使われています。

どれが正しい名前か混乱しますが、「地域や扱いにより呼び方が違う」というのが結論で、そのような植物は「サツマイモ」に限りません。

まとめ

「サツマイモ」は身近でとてもおいしい植物です。

花言葉を知っていれば、別の顔が見られるでしょう。

植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました