「クワクサ」という植物の名前を聞いたことはあるでしょうか。
日本の本州以南や、中国にも生息している、クワ科クワクサ属の一年草です。
葉がクワの葉に似ていることから、「クワクサ」という名前がつけられました。
道端や草むらなどによく生えていて、9月から10月ごろに小さな白い粒のような花をたくさん咲かせます。
今回は、そんな「クワクサ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「クワクサ」の花言葉
あまり目立つ特徴がなく、花を咲かせてもとても控えめな「クワクサ」。
そんな「クワクサ」には、まさにそんな佇まいを表現するような花言葉がつけられています。
いつも歩いて通る道にも、よく注意して見れば、「クワクサ」がたくさん生えているかもしれません。
ここでは、「クワクサ」の花言葉を2つ、ご紹介します。
「ひっそりと」
普段あまり注目されることのない「クワクサ」だからこそ、このような花言葉がつけられたのかもしれません。
小さな可愛らしい花を、主張せずにひっそりと咲かせるところが「クワクサ」の魅力です。
「ありふれた」
「クワクサ」は、固いアスファルトや荒れ地などにも生えるほど生命力の強い植物です。
どこにでも生息できる「クワクサ」には、「ありふれた」という花言葉もつけられています。
「クワクサ」の花言葉の由来
花言葉は、花や植物に自分の気持ちを込めて、相手にプレゼントするためにつけられたものです。
その花にまつわる神話や言い伝え、植物の特徴などからつけられることが多く、この「クワクサ」の場合は外見の特徴や生命力の強さに由来した花言葉がつけられています。
「クワクサ」の豆知識
とても慎ましやかな「クワクサ」ですが、意外な特徴を持っています。
それは、自力で種を飛ばして自家受粉ができるということです。
種が熟してくると、圧力が高まり弾け飛ぶので、虫や風に頼らず受粉できるという仕組みになっています。
外見的には目立ちにくい植物ですが、自立した力強い一面を持っているのです。
まとめ
今回は、「クワクサ」の花言葉をお伝えしました。
「クワクサ」の花言葉は、「ひっそりと」と「ありふれた」の2つです。
いろいろな場所に生息しているクワクサは、自然を活き活きとした緑で彩ってくれています。
「クワクサ」の花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
